vol.8 2002/10/16

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      お芝居めるまが「シアターリーグ」 
Vol.8                 http://www.moon-light.ne.jp
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カブレラの本塁打新記録と三冠王、そして巨人松井の三冠王
どれも残念でしたね。
毎年タイトルを争う時期になると、
打率上位者が試合に出ない、本塁打や打点の記録がかかると勝負しない
ということが繰り返され、またマスコミでもその是非が問いただされますが
皆さんはどうお考えでしょうか?
私見としては、これまでの記録もそういう風潮の中で作られてきたものなので
仕方がないのかな、という気もしています。
その点、松井は全試合フル出場した上での記録達成にこだわっているところが
見ていてとても爽やかな感じがします。
とは言っても、今年三冠王を逃したのも事実ですので
ぜひ来年も日本で再チャレンジしてもらいたいものです。
なんて、私Kantaroはカープファンなので
いなくなってくれたほうが・・・という思いもあるのですが(笑)


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             演劇関係ニュース 
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「グローブ座、ジャニーズ事務所が買収」

経営難のため、7月末から閉鎖されていた
東京新宿区にある劇場・グローブ座を
ジャニーズ事務所が取得することが決まったそうです。
グローブ座は1988年に設立された、まだ新しい劇場で
閉鎖されてすぐに次の運営会社がみつかったことは、喜ばしい限りです。
しかし、しばらくは映画やジャニーズの舞台を上演するそうで
シェークスピアゆかりのロンドン・グローブ座を模した
名称、建物で親しまれた同劇場の雰囲気が
ちょっと変わってしまいそうなのは、少し残念な気もします。


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            今週の舞台・演劇用語
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「大根役者(だいこんやくしゃ)」

もともとは歌舞伎用語らしいです。
演技の拙劣な俳優のことを指すこの言葉は
大根は食って当ったためしがない。(つまり公演が当たらない)
また、白は素人というイメージだし、鈍重な動きを連想する。
などが語源らしいです。
しかし、私個人的には
大根は「どんな味にも染まる」素敵な食べ物なので
どんな役でもこなせる、器用な役者を指しているような気がします。


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あとがき

12/1から公開の電通四季劇場“海”の柿落とし公演
マンマ・ミーア!』の公開稽古が10/11に行われたそうです。
このお芝居とても楽しみですなんですが、今日は違う感想を。
「本番50日も前に、公開稽古が出来るなんてうらやましい!」
稽古が長ければいいってもんではありませんが、
日本の多くの劇団は、稽古中にはギャラが出ません。
つまり、何ヶ月も稽古に費やしていると俳優が飢え死にしてしまうのです。
ブロードウェイでは、きちんとしたプロデュース公演の場合、
稽古中と本番が別のギャラになっているようですね。
だから、芝居がまだ出来てないと判断したとき、公開を延期したりしても、
その事によって、俳優が飢え死にすることはないのです。
劇団四季のシステムは詳しく知りませんが、
飢え死にした人の話は聞いたことがありません(笑)
ただただ、羨ましい。
                               岡本成師
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