■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ お芝居めるまが「シアターリーグ」 Vol.17 http://www.moon-light.ne.jp ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ この前の日曜日で大河ドラマ「利家とまつ」も無事終わりました。 最終回ということで、久々にこのドラマを観たのですが 年を重ねた利家を演じた、唐沢寿明。 これまであまり気に留めていない俳優だったのですが 最期を遂げる前の演技など、いろいろな思いが滲んでいるようで やっぱりすごいんだなぁと、感心してしまいました。 しかしそれにしても、1年続いたドラマが終わると 年の瀬なんだなぁを痛感してしまいます。 早いもので今年も残り2週間なんですね〜 水曜発行のこのメルマガは、残すところあと1回となりました。 来週はクリスマスで、再来週は元旦。 ありゃ〜大変な時期に発行が重なってますね。 ですが、年末年始も通常どおり発行の予定ですので みなさまも、おつきあいの程、よろしく〜 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 演劇ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「映画著作権延長の動き」 現在、日本映画の著作権は「公表後50年」と一律に決められています。 それを20年延期する法改正を、文化庁が検討しています。 著作権法では、一般の著作物は 「創作時から著作者の死後50年を経過するまで」となっていますが、 映画の著作権は、数多くの人(監督・俳優・スタッフなど)が 関わっているため「公表後50年」と一律に決められています。 面白い例として、川端康成の「伊豆の踊子」 小説が書かれたのは1926年で、 前記の著作権法により、川端康成の死後50年後、2022年まで保護されています。 ところが、小説の創作から48年後に製作された 山口百恵主演の映画「伊豆の踊子」は 「公表後50年」の著作権ですから、 ほぼ同時期の2024年までの保護となるのです。 まぁ法律がどうあろうとも 見る側としては、素晴らしい作品は永遠ですよね。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 俳優ランキング投票 受け付け中! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ "頭文字が「か」で始まる俳優さん"の投票を受付しております。 今回は年内最後のランキング。今年一杯の投票受付です。 みなさんも、ぜひ好きな俳優さんに一票入れてみてください! 現在のところ、あの2人の俳優さんが激しい首位争いを行っています! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今週の舞台・演劇用語 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「二枚目」(にまいめ) 男性なら、一度は言われてみたいこの言葉。 なんで「二枚目」が美男子を指す言葉なんでしょう? この言葉の語源は、江戸の歌舞伎小屋にあります。 当時、宣伝として、小屋の前に8枚の「俳優の絵姿看板」を掲げていました。 1枚目は主役など、人気者の看板。 そして、2枚目に「色男役」の俳優を掲げていたそうで、 この言葉の語源はここからきています。 ちなみに、3枚目に掲げられていたのは・・・ そうです。 道化役の看板です。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● あとがき 最近、サイト上に演劇賞のページを作っているのですが みなさんは演劇関係の賞、と言われて、何か思いつくものがありますか? あたしは、このページを作り始めるまで ほとんど知らないものばかりでした。 賞などの権威付けが、いいことばかりだとも思いませんが 世間的知名度とか、業界の活性化の為には、必要なもののような気がします。 映画界のアカデミー賞などは、昔の映画を観るガイドラインになりますもんね。 舞台演劇は、後年観られるものではありませんけれど 有益な演劇賞があることが、 観客にとっては、俳優や演出家で作品を選ぶ 1つの指針になるように思うのです。 Kantaro ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● |