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フジカラー映画用カラーネガティブフィルム 「ETERNA Vivid 250D(エテルナ ヴィヴィッド 250D)」新発売
フジカラー映画用カラーネガティブフィルム 「ETERNA Vivid 250D(エテルナ ヴィヴィッド 250D)」新発売 高ヒット
投稿者管理人A管理人A さんの画像をもっと!   前回更新2010/12/11 4:43    
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富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、高彩度・高コントラストを実現するE.I.250(*1)のデーライトタイプのフジカラー映画用カラーネガティブフィルム「ETERNA Vivid(*2) 250D(エテルナ ヴィヴィッド 250D)」(35mm/16mm)を、ETERNA(エテルナ)シリーズの新ラインアップとして2010年12月10日より発売いたします。

富士フイルムの映画用カラーネガティブフィルムETERNAシリーズは、当社独自の「スーパーナノストラクチャーΣグレイン技術(*3)」「スーパーエフィシェントカプラー技術(*4)」「スーパーエフィシェントDIRカプラー技術(*5)」を採用し、その優れた画質は国内外の多くの映像クリエイターから高い支持をいただいています。

今回発売する「ETERNA Vivid 250D(エテルナ ヴィヴィッド 250D)」は、上記の3つのテクノロジーを効果的に作用させることにより、E.I.250のデーライトタイプで高彩度・高コントラストを実現した映画用カラーネガティブフィルムです。

映画製作の現場では、主に屋外撮影向きのE.I.250のデーライトタイプと、屋内撮影向きのE.I.500のタングステンタイプの組み合わせが最もよく使われています。今回「ETERNA Vivid 250D(エテルナ ヴィヴィッド 250D)」を導入することによって、近年人気が高まっている高彩度・高コントラストが特長のETERNA Vividシリーズで、この組み合わせを実現しました。タングステンタイプの「ETERNA Vivid 500(エテルナ ヴィヴィッド 500)」、「ETERNA Vivid 160(エテルナ ヴィヴィッド 160)」に階調や彩度をそろえ、組み合わせて使用することで屋内外のデーシーンからナイトシーンまで、メリハリのある鮮やかな映像を再現します。また「ETERNA Vivid 250D(エテルナ ヴィヴィッド 250D)」は、オープンセットなど屋外での撮影に適しているだけでなく、デーライトとタングステン光など複数種類の光が混ざったミックス光源下でもご利用いただけます。

また階調バランスを最適化したことで、ETERNAシリーズの特長である露光アンダーからオーバーまで広い範囲での肌色やグレーの自然な色再現に加えて、 “メリハリの効いた豊かな色”とくっきりとした“しまりのある黒”を再現し、劇映画などでより豊かな表現を可能にします。

さらに、フィルムベースのオレンジマスク濃度の適正化と、シャープネスバランスの最適化を図ったことで、ネガフィルムから直接ビデオテープに変換するテレシネや、フィルムスキャンニング時の画質が向上し、CM制作やデジタル技術を駆使した映画製作にも対応できます。

富士フイルムは、今後もETERNAシリーズをはじめとした映画用フィルムの開発に積極的に取り組み、クォリティの高い製品を提供することで、映像制作に貢献していきます。

*1 「E.I.」 : Exposure Indexの略で露光指数の意味。表示された数値が、E.I.250と表示されていれば、ISO250相当の感度であることを意味します。
*2 「ETERNA」 : ETERNALからきた造語で、「永遠に残る」傑作・名作を同フィルムで映像クリエイターに創造していただきたいとの願いを込めたネーミング。
  「Vivid」 : 「鮮やかな、生き生きとした」の意。硬調で色彩度の高い透明感のある映像を実現するものという意味を込めた本製品のネーミング。
*3 「スーパーナノストラクチャーΣグレイン技術」
光に感じるハロゲン化銀の構造をナノスケールで精密に制御し、ハロゲン化銀粒子を微粒子化する技術。光の照射によって生じる光電子は、電子蓄積部を経由して感光核に集まりますが、この粒子は、その電子蓄積部の構造を精密に粒子形成することで効率的に光電子を集め潜像形成できるように設計されています。さらに、光の反射率が最小となるように粒子の厚みなどの粒子形態を精密に設計し、光の散乱を小さくすることで鮮鋭度の向上も可能にしました。
*4 「スーパーエフィシェントカプラー技術」
現像時の発色効率を向上させたイエローカプラーを使い、乳剤層を薄層化し、光の散乱を小さくすることで、濁りの少ない鮮鋭度の高い画像再現を可能にする技術。
*5 「スーパーエフィシェントDIRカプラー技術」
現像時に抑制剤を放出し、効果的に現像をコントロールするDIRカプラーで、色再現性(重層効果)・鮮鋭度向上を実現する技術。DIRカプラーは、スーパーナノストラクチャーΣグレインに効果的に作用します。


フジカラー映画用カラーネガティブフィルム 「ETERNA Vivid 250D」の詳細は富士フイルムのウェブサイトをご覧ください。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0461.html

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