横浜ボートシアター創設35周年、遠藤啄郎米寿記念公演
説経「愛護の若」より ~恋に狂ひて~
劇団代表作『小栗判官・照手姫』に続く説経シリーズ第二弾
美少年に関わる者全てが滝壺に入水自殺する衝撃的古典作品を待望の舞台化!
演出・遠藤啄郎が作り出した「依り代としての動かない人形」の数々と、それらを「人形遊び」のように用いる役者たち。
説教節政太夫による力強い音楽と語り、仮面を用いたダイナミックな身体表現にも注目です。
美少年に関わる者すべてが滝壷へ入水自殺するという、悲劇を超越した衝撃の展開を、いかに舞台で表現するのか?
●会場
神奈川芸術劇場 大スタジオ
●公演日程(開場は各30分前)
7/1日(金)19:00 2日(土)13:00、18:00 3日(日)14:00 4日(月)19:00 6日(水)14:00、19:00 7日(木)19:00 8日(金)19:00 9日(土)13:00、18:00 10日(日)14:00
【物語】
平安時代、嵯峨天皇の御世。公家二条蔵人清平の一人息子「愛護の若」は、観音から母の命と引き換えに授かった子であった。しかし継母「雲居の前」に恋慕われ、父親からもうとまれ、霧降の滝に入水自殺してしまう。継母「雲居の前」も愛護の若の父親に簀巻きにされ滝に入水。のちに大蛇の姿となり「愛護の若」の死骸を頭上に載せ現れる。そして、愛護の若に関わった百八人すべてが霧降の滝に身を投げ、果てる---。
●チケット(全席自由)
【前売】
一般 4,000円
U24チケット(24歳以下)3,000円
ペア 7,000円(劇団のみ取り扱い)
【当日】
一般 4,500円
U24 3,500円
【スタッフ・キャスト】
構成・演出・人形・仮面:遠藤啄郎
節付け・弾き語り:説経節政大夫
出演:玉寄長政 吉岡紗矢 近藤春菜 柿澤あゆみ 奥本聡 リアルマッスル泉
演奏:松本利洋 村上洋司
●劇団ホームページ:
http://www.yokohama-boattheatre.org●「恋に狂ひて」特設サイト
http://koinikuruite.com/主催:横浜ボートシアター 提携: KAAT 神奈川芸術劇場
協力:(公財)現代人形劇センター、大正大学表現学部 ほか
助成:芸術文化振興基金、(公財)全国税理士共栄会文化財団