枠にとらわれない表現で、演劇やダンスの垣根を超えた作品を発表してきた団体、bug-depayseが12月に久しぶりに東京で公演を行います!
写真批評の大嶋浩の原案のもと、bug-depayse、宗方が演出、舞台化いたします。bug-depayseメンバーの野澤、野本を始めとし、様々なジャンルの表現者たちが出演者・スタッフ共に集い、皆で挑む実験的意欲作となっています!
是非とも目撃しにお越しくださいませ。
以下、詳細です。
bug-depayse 2015年度公演
『髭を生やしたモナリザ』
企画・原案 大嶋浩/構成・演出 宗方勝(bug-depayse)
レディ・メイド誕生から1 0 0年。
マルセル・デュシャンへのオマージュを込めて放つ反舞台(アンチ・シアター)。身体、身振り、言葉、映像、音響が織り成す不協和な響き(コンステーション)、カオスモーズ。
文脈(コンテクスト)なき出来事。出来事なき文脈(コンテクスト)。
何も起こらない時間と空間。
解体された舞台に出来する出来事の切片と細部(ディティール)。
こことは、いつ。いまとは、どこ。退屈さと瓦礫の、千年の地平線。
今、切断され、欠片(かけら)となった舞台(メディア)にベンヤミンの「歴史の天使」が再び舞い降りる。
■キャスト
Actor 野澤健(bug-depayse)
Performance 野本翔平(bug-depayse)
Dancer 宝栄美希
Actor 曵田愛音
performance 直方平ひろと
Dancer 小松杏里
Actor 山川夏菜(小能プロダクション)
Actor 清水もとお
Philosopher 鹿島徹(早稲田大学)
■スタッフ
企画・原案 大嶋浩
構成・演出 宗方勝(bug-depayse)
音楽・音響 新井麻木、風香(ASK)
照明 山岡茉友子(青年団)
映像製作 田巻海、石川遼太
写真提供 小林のりお、荒川健一
衣裳製作 RiLF-made
宣伝美術 オー・サンクス
制作 坂入友里香
提携 東京バビロン
企画・製作 bug-depayse
■公演日時
2015年12月11日(金)~12月13日(日)(全5ステージ)
12月 11日(金)19:00
12日(土)13:00☆/19.00
13日(日)13:00/18:00
☆終演後にアフタートークを予定しております。
12日(土)ゲスト:大岡淳、鴻英良 詳細はHPにてご確認ください。
チケット:前売一般3,000円 当日3,500円
学生割引2,500円 障がい者割引1,500円(介助の方も同料金)
※学割、障がい者割共に要予約
※障がいのある方は障がい者手帳を、学生の方は学生証をご持参ください。
受付時に確認させていただく場合があります。
※受付・開場は開演の30分前です。開演直後は演出の都合上、入場をお待ちいただく場合がございます。お早目にご来場ください。
■公演会場
シアター・バビロンの流れのほとりにて
東京都北区豊島7-26-19
※地下鉄南北線王子神谷駅徒歩12分
http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/■予約はこちらから
http://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=9e7ffca574&s=&■お問い合わせ
Tel:080-1147-3810(制作・坂入)
MAIL:
info-bug@bug-depayse.orgbug-depayse
http://bug-depayse.org/2001年に主宰の演出家、宗方勝が発足。様々なアーティストとのノンジャンルな表現形式の作品を発表している。
作品発表以外にも舞台芸術系 アートイベント「ナンゾザランヤ」も企画・運営している。
宗方勝(bug-depayse)
bug-depayse主宰。演出家。
20代の頃から絵画・写真・映像・イベントディレクターなどの制作活動を行っている。2001年~演劇作品の創作活動を始め、2002年bug-depayseを立ち上げ現在に至る。現在は、演劇・ダンス・映像・音響・美術など多ジャンルをミクスチャーしたパフォーミングアーツの作品を発表している。
大嶋浩(写真批評)
主な論考に「バロック的姿態の美学」( 伊島薫写真集『死体のある21の風景』解説)、「記録と記憶、そして忘却」(小林のりお論「美術手帖」2 0 0 4 / 6 月号)、「沈黙の叙法」( 新正卓写真集『A R A M A S A T a k u P h o t o g r a p h s 』解説)、「いかにして写真を救うか」(『来るべき写真家 中平卓馬』所収)、「震災写真-表象不可能なものへの希求」(『neoneo』01)他多数。宗方と共同で企画・原案を担当する。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ご来場お待ちしております。