「西部戦線異状無し」「凱旋門」など生涯一貫して反戦を訴え続けたレマルクの唯一の戯曲を20年ぶりに再演!
海外ドラマ・アニメ等多方面で活躍中の小山力也をはじめとした実力派俳優勢ぞろいでお届けする硬質なドラマにご期待ください!
-男は言った。
ただ生き延びるより、もっと大事なことがあると。
-女は言った。
生き延びるのが一番大事なことだと。
劇団俳優座公演 No.324
「フル・サークル -ベルリン1945-」
原作:エーリヒ・マリア・レマルク
潤色:ピーター・ストーン
演出:勝田安彦
<公演日程>2015年5月14日(木)~21日(木)
5/14[木]19:00
5/15[金]19:00
5/16[土]14:00
5/17[日]14:00
5/18[月]19:00
5/19[火]14:00
5/20[水]14:00
5/21[木]14:00
<会場>紀伊國屋ホール(新宿駅東口)
<料金>一般A席 5,400円 B席 4,320円
学生 3,780円※B席のみ(全席指定・税込み)
<前売場所>
●劇団俳優座
03-3405-4743/03-3470-2888(10:30~18:30日祝除く)
●チケットぴあ
0570-02-9999 (Pコード:
441-747)
●ローソンチケット
0570-000-407 (Lコード:
36836)
●Confetti(カンフェティ)
0120-240-540(平日10:00~18:00)
http://confetti-web.com/●キノチケットカウンター(店頭販売のみ)
新宿東口紀伊国屋書店新宿本館5階(10:00~18:00)
<前売開始>
2015年3月31日(火)
<キャスト>
中吉卓郎、中寛三、斉藤深雪、島英臣、小山力也、安藤みどり、齋藤隆介、芦田崇、藤田一真
<スタッフ>
原作:エーリヒ・マリア・レマルク
潤色:ピーター・ストーン
訳・演出:勝田安彦
美術:大沢佐智子
照明:石島奈津子
効果:木内拓
衣裳:樋口藍
舞台監督:宮下卓
制作:下哲也、大門仁美
<あらすじ>
1945年4月30日、ソ連軍の猛攻の前に瓦礫の山と化し、断末魔の咆哮をあげるナチス・ドイツ第三帝国の首都ベルリン。
とあるアパートの3階の部屋。凄まじい爆撃の音がする中、カーテンを閉じた暗い部屋でアンナはひとりベッドでたばこを吸っている。そこへ、隣部屋の女中、グレタがやってくる。彼女はアンナにいろいろな噂話をするが、アンナは迷惑な顔をするだけである。グレタが噂話を続けているとクルーナーが入ってくる。50過ぎのその男は地区の監視役であり、ヒトラー気取りでふたりに接する。クルーナーとグレタが部屋を出て行くと、アンナは再びベッドに横たわる。
と、突然、男が入ってくる。オットー・ヴィルケという男を頼って来たという。しかし、アンナからヴィルケは死んだことを聞かされる。男はドイツ人の政治犯でユダヤ人収容所の実態を暴露するために収容所を脱走してきたのだった。アンナは男を追い返そうとするが、そこへグレタがゲシュタポが来たことをアンナに知らせに来る。
間もなくゲシュタポの隊長シュミットが部下を連れて入ってくるが……。
<お問合せ>
劇団俳優座 03-3405-4743/03-3470-2888(10:30~18:30日祝除く)
http://www.haiyuza.net