劇団代表作『小栗判官・照手姫』に続く説経シリーズ第二弾
動かない人形、俳優達によって時空を超え、見えない、聞こえない物語を浮上させる。
2014年春初演の好評に応え待望の再演!
演出・遠藤啄郎が作り出した「依り代としての動かない人形」の数々とそれらを「人形遊び」のように用いる役者たち。
説経節政大夫による力強い音楽と語り、ボートシアターのお家芸である仮面を用いたダイナミックな身体表現にも注目です。
新たな演出と新たな音楽、そして振付を加えて、どのように「恋に狂ひて」が進化するのか?
美少年に関わる者すべてが滝壷へ入水自殺するという、悲劇を超越した衝撃の舞台!
ぜひ、劇場へお越しください。
<あらすじ>
平安時代、嵯峨天皇の御世。公家二条蔵人清平の一人息子「愛護の若」は、観音から母の命と引き換えに授かった子であった。しかし継母「雲居の前」に懸想せられ、父親からもうとまれ、霧降の滝に入水自殺してしまう。継母「雲居の前」も愛護の若の父親に簀巻きにされ入水。龍の姿となり「愛護の若」の死体を頭上に載せ現れる。そして、愛護の若に関わった人108人すべてが霧降の滝に身を投げ、果てるのであった。
<キャスト>
出演 : 玉寄長政、吉岡紗矢、近藤春菜、綾香詳三、柿澤あゆみ、奥本聡
弾き語り : 説経節政大夫
演奏 : 松本利洋、村上洋司
<スタッフ>
脚本・演出・人形・仮面: 遠藤啄郎
音楽: 説経節政大夫、松本利洋
舞台装置: 堀尾幸男
振付: 森田守恒
衣裳: 佐々波雅子
照明: 竹内右史
舞台監督: 山梨信次
演出助手: 垣花理恵子
舞台装置助手: 濱田優衣、湯浅美穂里
人形美術助手: 吉岡紗矢、長井望美
宣伝美術: 遠藤享
写真・記録映像: 古屋均
制作: 斎藤朋(マルメロ)、奥本聡+横浜ボートシアター
<公演情報>
公演日: 2015年4月10日-12日
会場: 横浜ボートシアター
開演時間: 10日(金)18時30分 11日(土)14時/18時30分 12日(日)14時
(開場は開演時間の30分前)
<チケット>
前売:一般4,000円 学生2,500円
当日:一般4,500円 学生3,000円
(全席自由)
<ご予約>
横浜ボートシアター
http://www.yokohama-boattheatre.org/archives/1261.html<その他>
横浜ボートシアター
http://www.yokohama-boattheatre.org/「恋に狂ひて」特設サイト(大正大学表現学部ボブ・レナス先生のワークショップで学生たちが作成)
http://koinikuruite.com/