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人形演劇「でんでら山のふしぎ」(日本民話「みるなのくら」原作)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/12/19 22:06 | 最終変更
NPO劇列車  新米   投稿数: 2


【タイトル】
人形演劇「でんでら山のふしぎ」
(原作:日本民話「みるなのくら」)


【公演日時】
2015年1月16(金)~18日(日)
 ┣1/16(金)19:30~
 ┣1/17(土)14:00~
 ┣1/17(土)18:30~
 ┗1/18(日)14:00~

【会場】
木下楽器店すわの町店イベントホール(福岡県久留米市諏訪野町1947-1)

【前売料金】
・親子券 500円(保護者と子ども合計4名まで入場可)
・子ども支援チケット 1,500円
・一般大人券 1,000円
・中・高校生券 500円
・小学生以下無料


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  『"でくの坊"だって、にんげんだ。』

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*あらすじ*

 でんでら村に住む猟師の源太は、十年も猟をせず、寝て暮らしておった。 村人たちは、そんな源太を、「でくの坊の源太」「ぐうたら源太」と呼んでおった。
 ある日、源太がでんでら山に登ると、1匹の美しいうぐいすを見つける。 源太はそのうぐいすの美しさに惹かれ、山の奥深くまで、どんどん追いかけていく。 道に迷ったことに気づいたときはすでに遅く、もの凄い風が三度吹いたかと思うと、源太は現実と思えない場所に立っていた。
 そこで赤鬼の豆太や源太と結婚したいという姫様と出会う。姫様は、大きな屋敷に住んでおり、4つの蔵を持っていた。 源太はそこで、何不自由なく幸せに毎日を暮らすようになった。
 数日が経ち、姫様が一日屋敷をあけることになった。翌日は結婚式。夫婦になる前に、蔵の中身を見ておいて欲しいと言われた源太。ただし、「4つ目の蔵だけは見てはいけない」とも。 姫様の言いつけどおり蔵の中身を見た源太。そこで、この世のものと思えないほど美しい蔵の中身を目にする。開けてはいけないと言われた4つ目の蔵も見たくなり…
 日本民話「みるなのくら」を題材に、源太と赤鬼豆太、姫様の人間模様を描く、心あたたまるおはなし。

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  ~世の中に大切な「でくの坊」を描く、人と人形のアンサンブル~

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 でくの坊って「役にたたない人」のこと。 「でんでら山のふしぎ」に登場する猟師の源太は、まさにそんな人。だって、猟師のくせに猟はしない。それでいて煩悩たっぷりなダメ男。 けれども、でんでら山に住む赤鬼豆太の幸せを壊したくなくて、訪れたせっかくのチャンスを自ら逃してしまいます。
 じつは、私はそんなやさしい源太が大好きなのです。 だってね、役立つことばかり求められて、成功ばかりに目がいくこの世の中に、源太みたいなでくの坊がいたら、きっと痛快だろうなあって思うのです。 いや待てよ。私はこんな風にも思ってしまいます。ゆとりなき社会に暮らしていても、みんな心の中で、源太みたいなでくの坊を大切に飼って生きているんだろうなぁって。
 あちこちで語り継がれた民話「見るなのくら」から創作した「でんでら山のふしぎ」。 人と人形で織りなす私たちの人形演劇を、子どもも大人も楽しんでいただけたら、こんなにもうれしいことはありません。(作・演出:かまほりしげる)

【主催】(特)舞台アート工房・劇列車〔http://www.dramatrain.jp
【協力】(株)木下楽器店
【後援】久留米市教育委員会、朝倉市教育委員会

【お問合せ】info@dramatrain.jp((特)舞台アート工房・劇列車)
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