実在する人物をモチーフに描いた任侠作品がリリース
物語は大阪、九州…修行の旅を終え、ひとりの侠として故郷・淡路に戻ってきた島岡龍(本宮泰風)を中心とする。島岡は山神組直参・細野組長の口添えもあり、やんちゃ時代の仲間らと結成した侠骨会共々、島を仕切る岡田組に身を寄せることとなる。メキメキと頭角を現す島岡(本宮泰風)だったが、島を二分していた黒崎組に、客分として神戸からの刺客(辻岡正人)が送り込まれ、長く保たれていた均衡が崩れ去り・・・。?
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「実録・侠魂」出演:本宮泰風 新藤栄作 渋谷哲平 辻岡正人 伊吹剛 小沢仁志
DVD:2011/7/25発売:
実録・侠魂 [DVD]この作品に出演する辻岡正人(31)は監督、俳優などマルチに活躍する鬼才。23歳という若さで、強烈なバイオレンス映画「ロスト・バイ・デッド」(03年公開)で監督デビューを果たし、全国のアウトロー青年から【バイオレンスの申し子】と呼ばれた辻岡が、介護福祉系の資格を取得するため、図書館で勉強に励んでいるという。
「バイオレンスの申し子」が、どうして介護福祉系の資格を取得しようと思ったのか!?すでに介護福祉士資格を持っている辻岡だが、一体どのような試験にチャレンジするのか!?そもそも何故、介護福祉の世界に興味を持ったのか!?
「DIVIDE」「DRASTIC」など【若者と破壊】をテーマに映画を撮り続けてきた辻岡とは相反するようにも映る。
昨年、老人介護の裏側をピックアップして構成した映画「老獄/OLD PRISON」(出演:アジャ・コング 忍成修吾 佐藤蛾次郎)の制作を発表し、過去の辻岡作品とはイメージを画するテイストに世間を驚かせた。この映画の原案者である水野聖子は現役看護師であり、彼女自身が感じた老人施設での生々しいエピソードが作品に盛り込まれている。塚本晋也監督に影響を受けて映画監督を志した辻岡もまた、水野聖子に影響を受け、介護福祉の世界に興味を持ち始めたのか!?
ブログでは「秋に二つ資格試験を受けます。今月から勉強始めた。何の試験かはまた改めて。イマ言えるのは福祉関係の資格だよ」と書かれてある。
監督、俳優、歌手、雑誌モデルなど「様々な魅力」を発揮するイケメン・辻岡正人が今度は何を仕掛けるのか!?
その動向に注目だ。
辻岡はヴェネチア国際映画祭出品映画「BULLET BALLET」(00年)にメインキャストに抜擢され俳優デビュー。「BULLET BALLET」の監督であった塚本晋也に触発され、当時18歳であった辻岡は映画監督を志す。これまで「ロスト・バイ・デッド」「DIVIDE」「DRASTIC」など、【若者と破壊】をテーマにオリジナリティー溢れる作品を発表し、トロントリールハート国際映画祭で監督賞を受賞、欧米でもDVDがリリースされ、一躍国際的評価を得た。現在は【究極の愛憎】を描く渾身の新作「BLACK ROOM」を制作。俳優としても映画「クローズZERO」、映画「極道の食卓」など話題作に出演し、10年には日本映画を動かす100人に選出された(日経エンタテインメント調査)。最新出演作「実録・侠魂」が7月25日DVDリリース。(出演:本宮泰風 新藤栄作 渋谷哲平 辻岡正人 伊吹剛 小沢仁志)。GREE芸能人ブログでは7500人ものフォロワーが辻岡を応援するなど、映画監督としては国内異例の応援者数である。