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5/16-6/3 水族館劇場「Ninfa  嘆きの天使」野外公演

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/5/2 23:36
水族館劇場 
野戦攻城ふたたび! 
絶望と確信の世紀をくぐりぬけ、宿神の旗幟はためく古層の曠野へ!


水族館劇場 2014年野外公演

Ninfa  嘆きの天使


作演出 桃山邑

序    地に降りた神
冬の巻  凍てついた港
春の巻  海を越える蝶
夏の巻  骨のなかの聲
秋の巻  星が流れる空


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  刑死者鎮魂
奈落の底にそのさなぎ、まどろみ夢む、
我執の空に怨み舞うてふてふ、豪奢。
やみがたきそのパッシオンを人は受苦、
間違いの喜劇と称す、無知の涙と

野のはてにその虫、まろびつ夢む。
理に溺れた韃靼のうからの海を
驚かせわたる血の色の蝶とならまし。
                  高山宏

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千代次

鏡野有栖
上山薫

麝香姫
進麻菜美
増田千珠
夕暮半蔵門
宮村耳々

巌基次郎
羽鳥和芳
武田和夫
小林虹兒

七ツ森左門
バット
髙橋明歩
チェン・スウリー
臼井星絢

藤島凾
杉浦康博

風兄宇内

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【物語】

てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った。20世紀初頭。出雲から流れてきた女と、追われゆく渡り職人だった男が北の島で出会い娘がうまれる。一家は海峡を越えて樺太からシベリアへ。沿海州には文化の異なるひとびとが棄郷の民として暮らしていた。日本からは兵士と娼婦と曲馬団。凍てつく河口の港町にロシアの内乱が押しよせてくる。ディアスポラのはてに、ひとりになった少女はふたたび日本へ。網走、津軽、東京。成長した彼女の家族もまた、飢餓と貧困に列島をうろつく。生きのびるために流浪してゆく、とるにたらないひとびとの影のいちれつ。国家にまつろわぬ不埒な民の移動は社会を揺する。遠い薄闇の宿神がたちのぼる。希望への不安から絶望の確信へ。おおきな河のうねりのような近代の崩壊を描いて、みはるかす人間社会の到達点を抉る。水族館劇場渾身の野戦攻城の彼方に、幻の混民族共和国が揺れている。乞うご期待!

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【公演情報】


5月16(金)17(土)18(日) 22(木)23(金)24(土)25(日) 
27(火)28(水)29(木)30(金)31(土) 6月1(日)2(月)3(火) 

全公演夜7時 開演開場  全席自由期日指定

三軒茶屋 太子堂八幡神社境内特設野外舞臺「化外の杜」

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【木戸錢】

前売4000円 当日4300円  
中高生割引2700円(観劇当日午後5時より劇場窓口で)

水族館劇場は東京都内を拠点とする野外演劇集団です。筑豊の炭鉱の街へ大八車をひいて巡回していた初期から今日に到るまで、野外での上演にこだわって活動してきました。公演は年一度しか行わないものの、都内では最大規模の特設舞台を一からつくりだし、数々の仕掛けや数トンもの水を滝のように落とす演出、楽士による生演奏など、その上演スタイルから根強い人気を誇っています。昨年、三軒茶屋に新たな上演地を開拓し、今年も同地に特設野外舞台「化外の杜」を出現させ、新作『Ninfa
嘆きの天使』を上演します。年に一度の一大スペクタクルにどうぞご期待ください!


詳しくは劇団webサイトまたはお電話でお問い合わせください。
http://suizokukangekijou.com

☎090-8391-1634
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