「ふたり/芝居」
劇団 恋におちたシェイクスピア「ハプンスタンス」
Re:Play「おかしな二人」
近代以降、演劇は「対話」の表現とも言われます。
対話の基本単位である、ふたり。わたしとあなた、あなたとわたし。
わかり合える者同士、わかり合えない者同士。
どちらにしても、わたし・たちはこの世界で一緒に生きています。
この「ふたり/芝居」という企画は、対話によって紡がれる物語、関係に焦点をあてたものです。
3月の公演は、劇団恋におちたシェイクスピア「ハプンスタンス」、Re:Play「おかしな二人」の2作品同時上演となります。
どうぞご期待ください。
【詳細】→
http://raftweb.info/dialogue●劇団恋におちたシェイクスピア「ハプンスタンス」
作・演出:長内那由多
出演:長内那由多、金子香里
この作品は2011年の「ウェディング」に登場した純と麻佑の8年後を
描いている。2人は20代から30代になり、それぞれ環境や価値観が変
化した。2人の名前は一切呼ばれず、彼らはただ男、女として存在する。
人間関係や価値観は時間の流れと共にどのように変化するのか。時に
晒される事によって人は成長と共に何かを失うのではないか。その“何
か”がわからないまま、再会した男女はお互いの心を確かめ合う。思い
がけず出会った彼らの何気ない会話から人生の“ある季節”の終わりを描
くラブストーリーである。
【劇団恋におちたシェイクスピア】
2001年に長内那由多によって旗揚げ。“物語る”ことをテーマに長編、短編を発表。
●Re:Play「おかしな二人」
作:井村容子 演出:小林ともゆき
出演:ZYNM(Wキャスト)、児玉尚幸(Wキャスト)、井村容子
『来週、離婚します。』
若い女と再婚する夫がこの上なく上機嫌で苛々する女。
浮気相手との新しい生活が今から楽しみで仕方ない男。
そんな二人が結婚後、共に十年暮らした部屋を片付けながら、日々の
生活に埋もれてしまっていた大切な物、忘れかけていた思い出に触れ
ることにより、かけがえのないものを失おうとしている姿を描く作品。
【Re:Play】
演劇雑貨店主宰・井村容子と劇団宇宙キャンパス主宰・小林ともゆきが
2011年に新たに設立した演劇ユニット。
【日時】
3月7日(金) 19:30
3月8日(土) 14:00/18:00
3月9日(日) 14:00/18:00
【料金】
予約/¥2,300
当日/¥2,500
【会場】
RAFT(中野区中野1-4-4 1F)
【お問合せ・ご予約】
電話 03-3365-0307
ウェブ
http://raftweb.info/【主催】
NPO法人らふと