世音堂とは「3枚のお題写真」をもとに、小説家が短編作品を競作するという「小説家による写真大喜利」です。主宰の柴崎竜人を中心に2011年6月に開催された第1回公演「キタコレ世音堂」では、3名の小説家が競作した作品を、篠原ともえ、木下ほうか、宮本一粋らが朗読し、チケットは即日完売、公演の様子はUstreamで生配信され大盛況となりました。
今回の第2回 世音堂公演では、「3枚のお題写真」を一青窈(ミュージシャン)、大平貴之(プラネタリウム・クリエーター)、瀬田なつき(映画監督)という各界で活躍するアーティストが提供しました。
そのお題写真を元に小説を執筆したのは、第1回公演にも参加した狗飼恭子、藤谷文子、柴崎竜人の三人に加え、岸田戯曲賞候補にもなった劇団デス電所主宰の竹内佑。生まれた4作品を朗読するのはサヘル・ローズ、小宮一葉、延増静美、森戸宏明となります。
また朗読後には朗読者/作家による座談会も予定しております(司会:中井美穂)。「どの写真を起点に物語を創作したのか」など、ふだんあまり聞くことのできない作家同士の創作秘話、楽屋話もお楽しみ頂けます。
小説/朗読の新しい可能性を拓く世音堂公演を、ぜひご体験下さい。
<<開催概要>>
【タイトル】 小説朗読ライブ「第二回 世音堂(ぜのんどう)公演」
【期日】2014年1月26日(日)
【場所】rain on the roof 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2丁目14−22
【時間】17:00〜 / 19:30〜 (全席入替)
【チケット】2800円(別途1ドリンク制)
【チケット予約】e+
http://goo.gl/7blb1P 【HP】zenondo.com<<公演内容>>
【A公演】17時00分 〜 ※出演は朗読者のみとなります。
「ごぼごぼ、と奥から何かがせり上がってくる音がした」朗読:森戸宏明 小説:竹内佑
「ひら、ひら、ひら」 朗読:延増静美 小説:藤谷文子
「或いは、月そのものとして」 朗読:サヘル・ローズ 小説:柴崎竜人
「あなたがナイフになる日が来るのを」 朗読:小宮一葉 小説:狗飼恭子
朗読者座談会 司会:中井美穂
【B公演】 19時30分 〜 ※B公演は朗読後に作家による座談会があります。
「或いは、月そのものとして」 朗読:サヘル・ローズ 小説:柴崎竜人
「ひら、ひら、ひら」 朗読:延増静美 小説:藤谷文子
「あなたがナイフになる日が来るのを」 朗読:小宮一葉 小説:狗飼恭子
作家座談会 司会:中井美穂
<<世音堂>>
主宰:柴崎竜人
制作:ジクーカイ
制作協力:アミューズ
せかいのカラ編集:世音堂
<<世音堂のルール>>
【1】お題写真3枚すべてを使って、物語を創作すること。
【2】文量は4000字(原稿用紙10枚)以内のこと。
【3】最後の一行を、タイトルにすること。
<<第2回 世音堂 お題写真提供>>
瀬田なつき / 一青窈 / 大平貴之
※ お題写真提出者は出演いたしません。