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武士の家計簿の脚本家・柏田道夫が描く「武士の料理帖」5/24発売

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011/5/22 17:50 | 最終変更
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映画『武士の家計簿』の脚本家・柏田道夫氏が描く、江戸の食風景を巡るショートストーリー マイコミ新書『武士の料理帖』 毎日コミュニケーションズより5月24日(火)発売

本書は、2010年12月に公開され、話題となった映画『武士の家計簿』の脚本家・柏田道夫氏が、“江戸の食”をモチーフにして綴った物語、20篇が収められたショートストーリー集です。
映画『武士の家計簿』は、原作が実際に残されていた武家の家計簿から、幕末の武士のくらしを読み解いた歴史ドキュメンタリーであったため、その映画化にあたってはドラマ性のあるストーリーへ仕立て直すことが必要でした。そこで脚本を任されたのが、「オール讀物推理小説新人賞」や「歴史群像大賞」を受賞した歴史小説家であり、また劇作家でもある柏田道夫氏でした。

本書には、その柏田氏が“筍ごはん”“みそ田楽”“鰻丼”など、現代の多くの人々にとっても馴染みのある料理をモチーフに、江戸の人々のくらしを情緒溢れるストーリーで描いた作品が20篇収録されています。『月刊ベターホーム』(ベターホーム協会発行)に連載された「千夜一夜食ばなし」の中から時代物作品を7篇ピックアップし、あらたに書き下ろした作品13篇を加えて一冊にまとめました。江戸の食文化を背景に、親子愛や嫁姑関係、恋愛などのテーマを織り交ぜた物語からは、時代の、そして江戸に暮らす人々の息吹が伝わってきます。
また、各ストーリーの終わりには、歴史小説家である柏田氏ならではの江戸の食に関する歴史雑学がちりばめられたエッセイも収められており、ストーリーと一緒に読めば、物語の背景となる江戸の食文化を理解することができます。登場人物たちの会話の間合いから、そして湯気の向こうから、江戸の人々の息づかいを感じることができる一冊です。


書籍:『武士の料理帖』
[amazon][楽天ブックス]
発売:2011年5月24日
著者:柏田道夫
定価:893円(税込)
体裁:新書判 272ページ
ISBN:978-4-8399-3882-6


【目次】
筍ごはん/鯉のあらい/鰻丼/稲荷鮨/みそ田楽/きんつば/どじょう鍋/文字焼き/瓜茄子漬け/鮎の塩焼き/時雨茶漬/大根飯/たまごかゆ/しじみ汁/てっちり/天ぷら/雪消飯/年越しそば/すき焼き/言問団子
以上20篇のショートストーリー+それぞれに解説記事となるエッセイを収録


<著者プロフィール>
柏田道夫(かしわだ・みちお)
小説家・劇作家・脚本家・シナリオセンター副所長。1995年「桃鬼城伝奇」で、第2回歴史群像大賞受賞。同年「二万三千日の幽霊」で、第34回オール讀物推理小説新人賞も受賞。著書に、『疾風独楽——つむじ風お駒事件帖』(徳間書店)、『水に映る——江戸水景夜話』(講談社)、『「超短編シナリオ」を書いて小説とシナリオをものにする本』(彩流社)などがある。脚本家として手掛けた「武士の家計簿」は、歴史ドキュメンタリーである原作をドラマとして仕立て直し、映画(フィクション)化。映画関係者のみならず高い評価を受けた。
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