劇団俳小第39回本公演「幻燈辻馬車」
日時:2013年11月13日(水)~11月17日(日)
会場:シアターグリーンBIG TREE THEATER
出演
志村智雄(前進座)、斉藤真、勝山了介、大川原直太、早野ゆかり(劇団俳優座)、安藤聡海(劇団俳優座)、手塚耕一、佐京翔也(A)、信太優也(B)、田辺将、西本さおり、宮崎佑介、成澤奈穂、提坂仁看、田中梨絵、荒井晃恵(B)、榎本佳穂(B)、小池のぞみ(A)、橘颯、まちだまちこ(A)、小野禎治
原作
山田風太郎
脚本
金子義広
演出
志村智雄
料金
4,000円 ~ 4,000円
【発売日】2013/09/28
前売・当日とも4,000円
サイト
http://haishou.co.jp/ ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
11月13日(水)19:00 A
11月14日(木)14:00 B/19:00 A
11月15日(金)14:00 A/19:00 B
11月16日(土)14:00 A/19:00 B
11月17日(日)14:00 B
※AとBでキャストが異なります
元会津藩町方同心の干潟干兵衛は、奥羽戦争で妻のお宵を、そして西南の役では息子の蔵太郎を喪っていた。
明治になってからは、東京で孫娘のお雛を馭者台に載せて辻馬車稼業を営み、穏やかな日々を送るはずだったが、いつしか自由民権運動が激化するにしたがい、度々警視庁の密偵や三島県令の手下などから襲われてしまう。
そんなときお雛が「父!父!」と叫ぶと、血まみれの軍服姿で蔵太郎の幽霊が現れて、干兵衛たちを危機から救う。さらに蔵太郎の幽霊が呼ぶと、妻お宵の幽霊も現れる。
いつしか干兵衛の馬車は「幽霊馬車」と言われ…。
明治の自由民権運動が盛んな時代の負の部分を、歴史的勝利者に焦点をあてるのではなく、敗残者である元・会津藩士の目を通して奇想天外に幻想的に描いた秀作です。
スタッフ
美術 内山勉
照明 竹井崇(タケスタジオ)
音響 射場重明(TEO)
音楽 笠松泰洋
かつら 斉藤三郎(丸善かつら)
衣裳 中村洋一(東京衣裳)
舞台監督 泉泰至
制作 井田紀子
主催 劇団俳小