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「第三回TBS連ドラ・シナリオ大賞」公募開始

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011/3/24 16:35
ゲスト 
「TBS連ドラ・シナリオ大賞」の第三回公募が開始した。
次世代の脚本家を発掘・育成するために始まったこの大賞の特徴は、最終選考通過者を対象に現場プロデューサーなどが出席する「勉強会」を行うこと。
ドラマ部長、編成担当などが参加することもあり、毎回出された課題でプロット、短編シナリオなどを提出、それを各プロデューサーたちが実践的に論評する。
また「勉強会」のあとの懇親会でプロデューサーらとドラマ論になったり、互いに相性が合う人を探して今後の仕事に繋げていくなどフランクな交流の場を設ける。

http://www.tbs.co.jp/rendora-scenario/

第一回、第二回の「勉強会」から脚本家デビューした人も多く、大賞創設時の目標である「賞を与えてそれで終わりにしない」の通り、現場の即戦力になってもらっている。「大賞」の受賞者だけでなく、最終選考に残った応募者全員が「入賞者」として、これからのドラマを担ってもらうためにTBSが様々な形でサポートしていく。

◇第一回、第二回の「勉強会」参加者から誕生したプロの脚本家たち

<第一回>
牧野圭祐『新参者』『赤い指』ほか
真野勝成『新参者』
中山智博『クローン ベイビー』『ヘブンズ・フラワー』ほか
泉澤陽子『恋うたドラマスペシャル「三日月」』第二夜 『ヘブンズ・フラワー』
鹽野 佐和子『夏うたドラマSP「幸せの贈り物」』

<第二回>
大林利江子『クローン ベイビー』『ヘブンズ・フラワー』
宮田幸恵『クローン ベイビー』『ヘブンズ・フラワー』
池田奈津子『クローン ベイビー』『ヘブンズ・フラワー』


■募集詳細
平成23年3月12日(土)TBSホームページ上で掲載
(公式サイトアドレス http://www.tbs.co.jp/rendora-scenario/)
■応募資格
自称・35歳以下。プロの脚本家を本気で目指す方。
■締め切り
2011年8月31日
■発表
2012年1月上旬予定
■賞金等
大賞に200万円。一定の水準を超えた大賞作品は映像化する。また、最終選考に残った作品の作者5〜10名については、現役ドラマ制作者との勉強会に無料で参加していただき、脚本家デビューのチャンスを探る。
■その他
最終選考作品の一切の著作権および映像化権はTBSテレビに帰属
■主催
TBSテレビ


【TBSドラマ制作部長 渡辺正一】
この賞の目的は、「連続ドラマを書く力」を発掘すること。入選者には、現役プロデューサーとの勉強会を通じで、即戦力になってもらうのを期待しています。勉強会は、企画書や短編シナリオの課題を提出してもらい、それに対しドラマ制作者が、実践的で忌憚のない意見交換をするというもので「連ドラ・シナリオ大賞」の特長です。すでに第一回入選者の真野勝成さん、牧野圭祐さんは、日曜劇場『新参者』で連ドラデビュー。第二回入選者の大林さん、宮田さん、池田さんは金曜深夜ドラマ枠の「FRYDAY BREAK」でデビューしました。個性のある、オリジナル脚本を執筆出来る新しい才能と出会えることを大いに期待しています。

【TBSドラマプロデューサー 鈴木早苗】
我々現場の人間が脚本家さんにお声がけするのは、作品を観てだったり、知り合いのコネだったりして、実は多くの人とふれあう機会はあまりありません。「連ドラ・シナリオ大賞」という堅苦しい名前はついていますが、このプロジェクトの本来の目的は、賞を授与することではなく、これからTBSのプロデューサー、ディレクターたちと一緒に仕事をしてもらう人を集めるための「社交の場」を設けることです。「勉強会」参加者は毎年10人くらいですが、決められた人数はありません。今年もひとつでも多くの「ふれあい」が生まれるよう、皆さんのご応募をお待ちしております。

【第一回ファイナリスト 牧野圭祐】
第一回シナリオ大賞の勉強会に参加してから、2年ほど経ちました。私の場合、入選しても受賞はしていなかったのですが、勉強会終了後もプロットや企画のアイデア出しなどに参加させて頂きつつ、今まで(2011年3月現在)に単発・連ドラ合わせて3本書かせて頂きました。TBS局内にいると、勉強会に出席されていたプロデューサーの方々とよくすれ違うのですが、口下手な私にも、今でも笑顔で声をかけてくださいます。また、第一回目の同期の方や、第二回目の方々の存在も励みや刺激になります。連ドラ『新参者』のお話をプロデューサーの伊與田さんから頂いたときはどうなることかと思いましたが、多大なるご迷惑をおかけしながら(今もご迷惑の連続ですみません…!)、同期の真野さんと共に何とかやり遂げることが出来ました。私がもしシナリオ大賞に応募していなかったら、今まったく違う生活をしていたはずです。間違いなく、応募したことが転機だった
と思います。正直な話、応募時には入選するなんて思ってもいなかったので(連ドラ形式で書くなんてやったことなかったので)、自信があろうがなかろうが、まずは応募してみたらいいのではないかと思います。

【第二回グランプリ受賞者 大林江利子】
受賞後の勉強会でプロデューサー陣を前にした時の緊張は今も忘れません。まさか、その数日後には深夜ドラマの現場に駆り出されるとは予想もできず・・・。それまで毎日たっぷり寝て、のん気にくらしていた私にとって、ドラマの現場は想像以上に過酷でした。自信も実力もないまま登板し、むやみにバットをぶんぶん振っては空振りして疲労するという日々・・・。見捨てずに指導してくださったプロデューサー、ディレクター陣に深く感謝しています。現場に出ると、ドラマ作りは大勢の人たちによる共同作業だということが身にしみます。中でも脚本は一番の要で、とても責任の大きいポジションだということも・・・。新人脚本家を起用し、育成に力を注ぐTBSの懐の深さには、ただ感服しています。賞と現場が限りなく近いのが、このコンクールの魅力だと思います。応募するみなさんには、受賞後の急展開に備え、体力と貯金を今から蓄えておくことをおすすめします!


第2回TBS連ドラ・シナリオ大賞 | 演劇ニュース
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