11月3日に開催されるWOWOWの無料放送イベント「TOUCH!WOWOW 2012 いいね♪3チャンネルの日」。この事前プロモーションとして、WOWOWプライム、ライブ、シネマの3チャンネルのコンセプトにあわせた様々なフラッシュモブが、各地で展開中だ。
※フラッシュモブとは、不特定多数の人間が突如集合し、パフォーマンスを披露する即興の集会を指す。
9月23日(日)雨が上がった夕方5時ごろ、横浜赤レンガ倉庫の広場にて、「映画のある人生を。WOWOWシネマ」のチャンネルコンセプトに沿って、チャップリンと少女のやりとりから始まるダンサーの軽快なステップ、最終的には30名ものダンサーによる大迫力のパフォーマンスが行われた。こちらのタップダンスは、映画『座頭市』でも有名なHIDEBOHが監修。一糸乱れぬ壮大なパフォーマンスで道行く人を楽しませた。
さらに、9月26日(水)には、「忘れられない瞬間を。WOWOWライブ」のパフォーマンスが、後楽園・ラクーアの中庭にて実施された。突然鳴り響く太鼓の音に合わせて行われるボールを使った素晴らしいパフォーマンスに、ブラスバンドの演奏も加わり、徐々に増えていく観客からは手拍子が沸いた。
さらに、3つのチャンネルの最後をかざるWOWOWプライムについても近日中に実施予定。
こちらの模様は、10月5日(金)より「TOUCH!WOWOW 2012」特設サイト内で随時動画で配信される。
【TOUCH!WOWOW 2012特設サイト】
http://www.wowow.co.jp/iine/flashmob/【番組情報】
「TOUCH!WOWOW 2012 いいね♪3チャンネルの日」
2012年11月3日(土・祝)午前10:00〜夜10:00 無料放送
11月3日(土・祝)朝10:00-夜10:00は、「TOUCH!WOWOW 2012 いいね♪3チャンネルの日」と称しWOWOWがプライム、ライブ、シネマの3チャンネルすべてで無料放送を行うスペシャルデー。
3チャンネルの内、WOWOWプライムのクライマックスとなる夜7:30からは、ドラマWスペシャル「尋ね人」を放送する。
函館を舞台に現代と半世紀前が交錯するせつないラブストーリーで、昭和20年代の街並みをVFXで再現した大作。
2時間で完結するスペシャルドラマを無料で初回放送するのは、WOWOWでも初めての試みとなる。
物語は、死期を悟った母親が娘に「姿を消した昔の恋人の行方を調べて」と最後の望みを託すことから始まる。娘は50年の時を遡り、“尋ね人”になった母の元恋人の消息を追うが…。衝撃的な結末が訪れるネタバレ厳禁の人間ドラマ。
その完成披露試写会が11月1日、東京都内で開かれ、舞台挨拶にキャストの夏川結衣、十朱幸代、志田未来、安田顕、満島真之介と篠原哲雄監督、喜多麗子プロデューサーが登場した。
最初に喜多プロデューサーが「谷村志穂さんの原作小説を読んで心を打たれ、すぐドラマ化に向けて動き出しました。ドラマWは社会派の作品が多い中、これはラブストーリーです」とあいさつ。
主演の夏川は「自分が生まれる前に母親がどんな恋をしていたのか、ほとんどの人は知らないと思うんです。私の演じる李恵が徐々に母の青春時代を知っていくという展開が新鮮でした」と演じた感想を語った。
母親・美月を演じる十朱幸代は「病と戦っているけれど、美月の心は恋する乙女の気持ちでいっぱい。なんてかっこいい女性だろうと思って演じました」と笑顔を見せた。
その美月の若かりし日を演じる志田が「昭和20年代なので現代の話し方ではなく、セリフをきれいに言うことを心がけました。撮影の合間には自転車で函館の街を観光できて楽しかったです」と振り返ると、失踪する恋人・籐一郎を演じた満島が意外な告白を。「僕も真似して自転車を借り、街をぐるぐる回ったんです。どこかで志田さんに会えないかなーと期待しながら(笑)。そのときの気持ちが演技にも役立ちましたね」と言って会場を沸かせた。
そして、李恵が出会う函館の男・古賀役の安田顕も「ラブシーンではサバサバした夏川さんにリードしてもらって事なきを得ました」と裏話を披露した。そのコメントに篠原監督は笑いながらも「美月のセリフに『好きだった人のことを葬ってしまう必要なんかない』というのがありますが、そういう人と人の結びつきを描いたドラマです。去年、震災があった今だからこそ、多くの人に見てもらえたらうれしい」と作品に込めた思いを語っていた。
★ ドラマWスペシャル「尋ね人」は、「TOUCH!WOWOW 2012 いいね♪3チャンネルの日」内、WOWOWプライムにて11月3日(土・祝)夜7:30から無料放送
▼11/3 19:30〜21:30 WOWOWプライム
ドラマWスペシャル「尋ね人」監督:篠原哲雄
脚本:関えり香
原作:
谷村志穂「尋ね人」新潮社刊出演:夏川結衣/志田未来/安田顕/満島真之介/斉藤陽一郎/永野宗典/大島葉子/武田真治/合田雅吏/武田航平/榎木孝明/石田太郎/篠田三郎/十朱幸代