雑誌大賞実行委員会
100誌の編集長+100名の書店員が選ぶ!
「この一冊は凄かった」
BestMagazineAward『雑誌大賞』の設立
第一回雑誌大賞 2011.3.28. 発表
この度、雑誌大賞実行委員会は、雑誌およびその周辺業界の
ブームアップを目指し、BestMagazineAward『雑誌大賞』を
設立させて頂く運びとなりました。
電子化の波が押し寄せている雑誌業界ですが、雑誌とは本来、
「情報発信力」「目利き力」「コンテンツ創造力」がパワーの
根源であり、また不変の役割でもあります。
雑誌/出版コンテンツが世に出るトレンドの核になっている
ことは疑う余地のない事実です。この「雑誌大賞」を通して、
雑誌好きな人にも、いままで雑誌にあまり親しんでこなかった
人にも、出来るだけ多くの人に、雑誌の魅力を伝え、
雑誌を手に取ってもらえる機会を増やしていきたいと考えております。
第一回雑誌大賞の発表および授賞式は2011年3月28日に実施する予定です。
この「雑誌大賞」は1回のみで終わらせることなく、
継続的に実施していくことにより、将来的にこの賞のプレゼンスが
より一層向上していくことを目指していきます。
【雑誌大賞の概要 】
■実施時期
第1回雑誌大賞(2010年下半期) 3月28日発表
2010年7月 ~ 2010年12月に刊行された雑誌が対象
第2回雑誌大賞(2011年上半期) 9月発表予定
2011年1月 ~ 2011年6月に刊行された雑誌が対象
■賞の種類
雑誌大賞
「この一冊は凄かった」という雑誌に贈られる賞
TREND MAKE MAGAZINE賞
世の中の流行に関して「その流行元はこの雑誌だ!」という雑誌に贈られる賞
雑誌新人賞
新創刊雑誌の中で、最も世の中を賑わせた雑誌に贈られる賞
■選考について
100誌の編集長+100名の書店員
選考方式:選考者による投票(二次選考を行う場合もあります)。
運営者
主催:雑誌大賞実行委員会
協賛:大日本印刷株式会社、凸版印刷株式会社(「本屋の歩き方」事務局)
協力:株式会社富士山マガジンサービス
後援:社団法人日本雑誌協会
投票数:2
平均点:5.00
ゲスト
100誌の編集長+100名の書店員が選ぶ!「この一冊は凄かった」
BestMagazineAward『雑誌大賞』
第一回雑誌大賞 ノミネート雑誌発表
最終発表および授賞式は3月28日を予定しております
http://zasshitaisho.com/【雑誌大賞】ノミネート10誌
◆non-no 11月号 表紙:岸本セシル (集英社)
◆non-no 2月号 表紙:嵐 (集英社)
◆考える人 2010年夏号 特集:村上春樹ロングインタビュー (新潮社)
◆GQ JAPAN 10月号 表紙:B’z稲葉浩志 (コンデナスト・ジャパン)
◆週刊東洋経済 9/18号 特集:非ネイティブの英語術 (東洋経済新報社)
◆Pen 12/15号 特集:ディズニー完全読本 (阪急コミュニケーションズ)
◆Pen 1/1・15号 特集:キリスト教とは何かII (阪急コミュニケーションズ)
◆sweet 9月号 表紙:梨花 (宝島社)
◆美STORY 10月号 表紙:沢尻エリカ (光文社)
◆少年ガンガン 9月号 鋼の錬金術師最終話再掲載 (スクウェア・エニックス)
【TREND MAKE MAGAZINE賞】 ノミネート5誌
◆「山ガール」=ランドネ (枻出版)
◆「おしゃP」=JJ (光文社)
◆「断捨離」 =anan (マガジンハウス)
◆「断捨離」 =クロワッサン (マガジンハウス)
◆「美魔女」 =美STORY (光文社)
【雑誌新人賞】
※2010年7月〜2010年12月に発売された新創刊誌が対象です。
ノミネートの発表はありません。
投票数:0
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投稿日時 2011/3/28 17:14 |
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ゲスト
■雑誌大賞 グランプリ
「考える人」(2010年夏号)特集:村上春樹ロングインタビュー
新潮社
【受賞理由】
作家と編集者が2泊3日泊り込んで、徹底的に対話し、
ほかのメディアでは引き出す ことが出来ない様々な話までも紹介した
迫力ある誌面が、編集長・書店員双方からの高い評価を集めグランプリを獲得。
「編集者と作家のあるべき付き合い方をこの1冊から改めて
考えさせられた」というような声も複数あり、文芸誌のパワーを存分に感じさせた1冊であった。
【編集長コメント】
表紙にあるワーズワースの“plain living & high thinking”
(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)を基本理念として、
2002年7月以来、特集に重きをおいた季刊誌として刊行してまいりました。
今回の受賞を大変嬉しく思います。
長時間の取材にご協力いただいた村上春樹さんには改めて感謝申し上げます。
『考える人』編集長 河野通和
【選考委員コメント】
その1
「村上春樹ロングインタビューが凄かった。1Q84のヒットで世界的に注目を
集め、しかもほとんどインタビューに応じないことで知られる作家先生を相手に、あそこまで濃密な会話を実現したことが凄い。」
その2
「箱根に2泊しての村上春樹氏への超ロングインタビューは、
内容はもとより、編集者と作家の関係という原点があってこそ成立している
その風景に憧憬を感じてしまうほど。雑誌に携わる人間として背筋を正される一冊だった。」
■雑誌大賞 準グランプリ
「週刊東洋経済」(9/18号)特集:非ネイティブの英語術
東洋経済新報社
【受賞理由】
週刊誌であるにも関わらず、バックナンバーも継続的に売れ続け、
増刷も複数回 行われるなど、販売に置いて異例な売れ方をし、
特に書店員の票を多く獲得し、準グランプリを獲得。
楽天・三木谷氏が“社内公用語を英語にする”などの発言をして、
世の中的に英語の必要性を言われることが高まっていたことなども
注目を集めた要因。
【編集部長コメント】
発音や文法を気にするあまり英会話に尻込みしがちな日本人。
そんな人に「ネイティブにはなれない」ことを悟ってもらい、
その上で「気にせず臆せずに話す」ポジティブさの大切さを
伝えたかったのです。やはり個人の奮起なくして日本は元気になれない。
編集部一同、この受賞に恥じぬよう挑戦し続けます!
『週刊東洋経済』編集部長 鈴木雅幸
【選考委員コメント】
その1
特集「非ネイティブの英語術」が秀逸の出来。共通語としての英語であり、
非ネイティブの英語=グロービッシュを切り口にした点がよかった。
時代にニーズに合った内容に感服!
その2
特集「非ネイティブの英語術」。英語を社内公用語に採用する企業の話題が
目立った2010年、ビジネス誌としてタイムリーなテーマだった。
店頭でも話題を集め、販売部数も好調だったようだ。
■雑誌大賞 特別賞
「BRUTUS」ブルータス
マガジンハウス
【受賞理由】
特定号としてはベスト10にはランクインしなかったものの、
審査対象期間内に 刊行された多くの特集が安定的に票を集め
(12号中10号が得票)、雑誌単位では最も多くの得票であった。
常に時代の一歩先を独自の視点で読み取り、その特集内容で多くの編集長や
書店員から支持を獲得していることから、特別に雑誌大賞特別賞を設定し
贈呈する。
【編集長コメント】
雑誌大賞特別賞の受賞を編集部一同、心から喜んでいます。
1980年の創刊以来、さまざまにカタチを変えながら、一貫して
「ポップカルチャーの総合誌」を目指してきました。
ブルータスは今度は何を言い出すんだろう?と、常に読み手に期待される
ような編集のチカラをさらに高めていきます。
この受賞で弾みをつけて、特集の振れ幅、さらに大きくしてみます(笑)。
『BRUTUS』編集長 西田善太
■雑誌大賞 その他のノミネート雑誌
3位 GQ JAPAN 10月号 表紙:B’z稲葉浩志 (コンデナスト・ジャパン)
4位 sweet 9月号 表紙:梨花 (宝島社)
5位 Pen 1/1・15号 特集:キリスト教とは何かII (阪急コミュニケーションズ)
6位 Pen 12/15号 特集:ディズニー完全読本 (阪急コミュニケーションズ)
7位 美STORY 10月号 表紙:沢尻エリカ (光文社)
8位 non-no 11月号 表紙:岸本セシル (集英社)
9位 少年ガンガン 9月号 鋼の錬金術師最終話再掲載 (スクウェア・エニックス)
10位 non-no 2月号 表紙:嵐 (集英社)
■TREND MAKE MAGAZINE賞
「JJ」ジェイジェイ
おしゃP
光文社
【受賞理由】
“おしゃP”は「おしゃれプロデューサーズ」の略称であり
「日本の『カワイイ』を世の中に発信し続けるガールズクリエーター集団、
おしゃれプロデューサー」のこと。
ファッション関連業種で働く、輝いている女子のことであり、デザイナー、
プレス、バイヤー、ショップ店員など様々な職種の人が対象。
本誌では継続的に彼女達を表紙や特集に起用し、業界だけでなく多くの
読者からの支持や話題を集めている。最近ではテレビなどのメディアでも
彼女達が取り上げられ、世の女の子たちの「おしゃP」になりたい願望に
火を付け、まさに「雑誌発」のブームを 起こした。
今回は編集長からの支持を多く集めた形での受賞。
【編集長コメント】
このような賞をいただき、とても励みになります。
「おしゃP」は新しい IT GIRLです。高価なモノをどれだけ所有
しているかではなく、いちばん好きなこと(=おしゃれ)を仕事にして
どれだけカラフルな毎日を過ごしているか——若い女のコたちにとっては、
そこが問われる時代になったのでは、と思います。
『JJ』編集長 篠原恒木
【選考委員コメント】
その1
登場するおしゃれプロデューサー達は「おしゃれでかわいくて仕事ができる」
憧れの女性。「おしゃ」がおしゃれの略なのはわかるが、「P」って何よ?と
突っ込んでしまう浮かれた 響きとのギャップが印象的。
その2
読者モデルでもない、人気モデルでもない、「おしゃれプロデューサーズ」
という 新しい憧れの存在に光を与えたのは、今までの雑誌にはなかった視点。
素晴らしいと思います。
■TREND MAKE MAGAZINE賞 その他のノミネート雑誌
2位 「美魔女」 =美STORY(光文社)
3位 「山ガール」=ランドネ(枻出版)
4位 「断捨離」 =アンアン(マガジンハウス)
5位 「断捨離」 =クロワッサン(マガジンハウス)
■雑誌新人賞
「GLOW」グロー(12月号)
宝島社
【受賞理由】
創刊キャンペーンや各種メディアでの取り上げなど、
最近の新創刊誌の中でも 特に話題となった。
創刊号だけにとどまらず、2号目号以降の販売自体も好調をキープしている。
今回の選考では、編集長・書店員双方からの圧倒的な支持(全体の約75%)を
獲得した形での受賞。
【編集長コメント】
この度は、第一回「雑誌新人賞」をいただき、ありがとうございました。
40代に市場があるのか?と囁かれる中で、40代女子というキャッチフレーズと
ともに創刊しましたが、おかげさまで創刊号は30万部完売、それ以降も
“40代女性誌No.1”という結果を出し続けています。
次は雑誌大賞を目指します。
『GLOW』編集長 大平洋子
■雑誌大賞の概要
【実施時期】
第1回雑誌大賞(2010年下半期) 3月28日発表
2010年7月 〜 2010年12月に刊行された雑誌が選考対象
【賞の種類】
『雑誌大賞』
「この一冊は凄かった」という雑誌に贈られる賞
『TREND MAKE MAGAZINE賞』
世の中の流行に関して「その流行元はこの雑誌だ!」という雑誌に贈られる賞
『雑誌新人賞』
新創刊雑誌の中で、最も世の中を賑わせた雑誌に贈られる賞
【選考について】
選考者 :100誌の編集長+100名の書店員
選考方式:選考者による投票。
【運営者】
主催:雑誌大賞実行委員会
協賛:大日本印刷株式会社、凸版印刷株式会社(「本屋の歩き方」事務局)
協力:株式会社富士山マガジンサービス
後援:社団法人日本雑誌協会
投票数:5
平均点:0.00
ゲスト
100誌の編集長+100名の書店員が選ぶ!「この一冊は凄かった」
BestMagazineAward『雑誌大賞』
第2回雑誌大賞 2011.9.27(火)発表 ! !
第2回BestMagazineAward『雑誌大賞』の発表および授賞式を、
2011年9月27日(火)に開催致します。
『雑誌大賞』は、雑誌の持つ「情報発信力」「目利き力」
「コンテンツ創造力」をもっと世の中に知ってもらい、
雑誌業界の活性化を促すために2011年2月に設立しました。
自分が今読んでいる雑誌は自分にとっては一番かもしれない。
けど、雑誌のプロの目から見た一番の雑誌は何か…?
「雑誌にしか存在しない魅力」を改めて世に届け、雑誌業界を
盛り上げていきたいと考えております。
また3月の東日本大震災以後、雑誌ならではの視点と切り口で
以下のような取組みを行い、被災者の方々の支援・応援を
してきました。
・雑誌売上の一部を義捐金として寄付
・モデルやタレントがコラボレーションしたチャリティーグッズの販売
・震災特集を組み、被災地を前向きに応援
・節電に向けたアウトドア特集・サバイバル特集等を組むなど、
新しいライフスタイルの提案
今回の選考では、この点についても考えてみたいと思います。
第2回雑誌大賞は、2011年1月~6月に刊行された雑誌の中から、
雑誌のプロ(100誌雑誌編集長+100名の書店員)が
「この一冊は凄かった!」と選んだ雑誌を発表いたします。
皆様ご期待ください。
【雑誌大賞 詳細】
◆対象雑誌
2011年1~6月に刊行された雑誌
◆賞の種類
・雑誌大賞
「この一冊は凄かった」という雑誌に贈られる賞
・TREND MAKE MAGAZINE賞
世の中の流行に関して「その流行元はこの雑誌だ!」という
雑誌に贈られる賞
・雑誌新人賞
新創刊雑誌の中で、最も世の中を賑わせた雑誌に贈られる賞
◆選考について
・選考者 :100誌の編集長+100名の書店員
・選考方式 :選考者による投票
◆運営者
主催:雑誌大賞実行委員会
協力:株式会社富士山マガジンサービス
後援:社団法人日本雑誌協会
投票数:0
平均点:0.00
msg# 1.3.1
BestMagazineAward 第二回雑誌大賞 ノミネート雑誌発表
【雑誌大賞】ノミネート10誌
◆週刊プレイボーイ 6/27号 表紙:江口愛実 (集英社)
◆週刊ポスト 4/1号 表紙:日本を信じよう (小学館)
◆美STORY<現:美ST> 7月号 特集:だから、美ホルモンヌにならなきゃ! (光文社)
◆AERA 3/28号 表紙:放射能がくる! (朝日新聞出版)
◆BE-PAL 7月号 特集:自然と友達になる250の方法 (小学館)
◆BRUTUS 3/1号 特集:緊急特集:桑田佳祐 (マガジンハウス)
◆BRUTUS 4/15号 特集:今日の糸井重里 (マガジンハウス)
◆Newton 6月号 特集:福島原発 超巨大地震 (ニュートンプレス)
◆Pen 2/1号 特集:美しい女たち (阪急コミュニケーションズ)
◆Pen 7/1号 特集:エアライン最新案内! (阪急コミュニケーションズ)
【TREND MAKE MAGAZINE賞】 ノミネート5誌
◆「あげぽよ」=Popteen (角川春樹事務所)
◆「イケダン」=VERY (光文社)
◆「美魔女」=美STORY<現:美ST> (光文社)
◆「料理男子」=男子食堂 (KKベストセラーズ)
◆「ワンピース」=少年ジャンプ (集英社)
【雑誌新人賞】
※2011年1月〜2011年6月に発売された新創刊誌が対象です。
ノミネートの発表はありません。
■ノミネート誌に寄せられた選考コメント(抜粋)
【雑誌大賞】ノミネート10誌
◆週刊プレイボーイ(6/27号)
AKB48の12.5期生と称して「江口愛美」(CG)を表紙にしたこと。
世の中的には賛否両論に分かれたが、その話題性 はピカイチだったと感じる。
◆週刊ポスト(4/1号)
最初に「日本を信じよう」の文字。さらには、「こんな時だからこそ、
自分たちの力を信じよう。こんな時だからこそ、希望 を持って前を向こう。
こんな時だからこそ、他人のためにも働こう」というステートメント。
これに多くの読者が感動し、ツイッターをはじめ、ネット上で話題になった。
◆美STORY<現:美ST> (7月号)
「ホルモンヌちゃん」キャラが登場した記念すべき号。
ツイッター、テレビも巻き込んでのメディアミックスの手法と、斬新なアイデアの連発はさすが。
◆AERA(3/28号)
あの時期にとても勇気ある見出し・インパクトだったと思う。何より、その当時の国民が
固唾をのんで見守ってきたことを、真正面から取り組んだその意気込みが素晴らしい。
◆BE-PAL(7月号)
震災の影響もあり、苦戦する雑誌が多いなか、オリジナル・マルチツールの
付録が受け、大ヒットしたそう。女性誌の付録商法の限界もささやかれる中で、
まだまだアイデア次第でブレイクすることを示してくれた号。
◆BRUTUS(3/1号)
桑田佳祐氏を表紙に使い、大々的に特集を展開してきた点。単なるアーティストを
採り上げた音楽誌的な作りではなく、桑田佳祐をカルチャー的な視点からも
掘り下げている点が面白い。
◆BRUTUS(4/15号)
「今日の糸井重里」特集号。糸井重里という人の「発言記録」により、
その「言葉」だけをひたすら拾う、というコンセプトが 秀逸であった。
◆Newton(6月号)
科学雑誌ならではの視点で読者の知りたい情報を細密に緊急特集し、需要に応えた点。
また以前の核に関する特集のバックナンバー記事をホームページ上で公開したりと、
読者の立場に立った対応も素晴らしい。恐ろしい勢いで売れていった号。
◆Pen(2/1号)
今が旬の美女を美しいグラビアで見せるだけでなく、「美しい女とはなにか?」を
歴史、風俗、美術を網羅しながら取り上げる「PEN」らしい発想で特集づくりをしていた。
◆Pen(7/1号)
世界の空港や機種の紹介の他に、今話題のLCC路線シュミレーションまどが載っていて、
航空マニアでなくても見ていて楽しい。何より、表紙のデザインがスタイリッシュ。
【TREND MAKE MAGAZINE賞】 ノミネート5誌
◆ Popteen(あげぽよ)
オリエンタルラジオ藤森慎吾さんなどがPopteen周辺でよく使われている
「あげぽよ〜!!(気分が上向きであること)」など のギャル用語を使っていたのが気になった。
小森純さん、舟山久美子さんなど、Popteen出身モデルたちがバラエティ番組などに
進出したのも今年の上半期だった。
◆ VERY(イケダン)
CMでも起用されるなど、「イケダン」は造語(流行語)として広く使われるように
なっているため。
◆ 美STORY<現:美ST> (美魔女)
35歳以上の魅力的な女性を呼ぶ造語としてぴったりだと思う。
隠された願望をストレートに、的確に、そしておしゃれに表現している。
◆ 男子食堂(料理男子)
毎号の特集内容も、読者目線で「なるほど」と思うし、USTREAMを使った
料理教室など、新しい雑誌の作り方 をしながら、「料理男子」という市場を
作っているように思う。
◆ 少年ジャンプ(ワンピース)
いまだ人気衰えず。コミックだけではなく、ファッション誌でキムタクとルフィーが
表紙をかざったり、女性誌の表紙にも露出するなど、年代性別を越えた層に
支持されていた。雑誌からうまれた国民的な事象だと思う。
■雑誌大賞の概要
◆実施時期
第1回雑誌大賞(2011年上半期) 9月27日発表
2011年1月 〜 2011年6月に刊行された雑誌が対象
◆賞の種類
『雑誌大賞』
「この一冊は凄かった」という雑誌に贈られる賞
『TREND MAKE MAGAZINE賞』
世の中の流行に関して「その流行元はこの雑誌だ!」という雑誌に贈られる賞
『雑誌新人賞』
新創刊雑誌の中で、最も世の中を賑わせた雑誌に贈られる賞
◆選考について
選考者 :100誌の編集長+100名の書店員
選考方式:選考者による投票。
◆運営者(※五十音順)
主催:雑誌大賞実行委員会
協力:日本出版販売株式会社
株式会社富士山マガジンサービス
後援:社団法人日本雑誌協会
投票数:0
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投稿日時 2011/10/2 18:08 |
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▼雑誌大賞グランプリ
BRUTUS (ブルータス) 2011年 4/15号「今日の糸井重里」 (マガジンハウス)
【受賞理由】
編集長、書店員の票をバランス良く獲得し、グランプリを受賞。
糸井重里氏に2カ月間密着し、糸井重里氏とは何者なのかを掘り下げて特集した。
「言葉」だけ抽出して構成していく特集切り口の着眼点と、その読みごたえが まさにBRUTUSらしいと評価を集めた。
震災直後にtwitterでの発言が話題になっていた糸井重里氏の「1冊特集」 というタイミングも絶妙だった。
▼雑誌大賞準グランプリ
Newton (ニュートン) 2011年6月号「福島原発超巨大地震」 (ニュートンプレス)
【受賞理由】
原発事故を受けて理解しておくべきことを、冷静に、かつ権威ある形にまとめた姿勢が 支持されての受賞。
準グランプリを受賞した6月号に加え、7月号でも「原発と放射能」を大特集するなど、
地震や原発事故に対して、科学雑誌ならではの視点で読者の知りたい情報を 細密に緊急特集し、需要に応えた。
「今までに経験したことがないくらい売れた」という書店員の声が多く 店頭でも目立っていた。通常Newtonを取り扱わない店頭ですら扱ったという。
▼【TREND MAKE MAGAZINE賞】
「
男子食堂」 (KKベストセラーズ)
【受賞理由】
編集長・書店員の支持を多く集めての受賞。
男性をターゲットとした料理雑誌の草分け的存在が、「男子食堂」。
本誌のみならず、別冊の調味料特集、フライパン料理特集もよく売れている。
「男子食堂」は、USTREAMを使った料理教室など、新しい雑誌の作り方をしながら、
「料理男子」という市場を作っていることが評価されての受賞。
また、同一カテゴリーで競合媒体が出現したことも、「流行事」として 一般に拡がっていたことを裏付ける事実である。
テレビ番組でも料理をする男性を目にすることが増えている。
※男子食堂では、中村獅童氏が連載中。
▼【雑誌新人賞】
「
WIRED (ワイアード) VOL.1」 (コンデナスト・ジャパン)
【受賞理由】
編集長と書店員から多くの票を獲得。
1993年のアメリカ版創刊以来の古くからのファンだけではなく、
“新しいジャンルのメディアジャーナリズム”として期待されての受賞。
「WIRED Vol. 1」はオンライン書店ではどこも発売直後に売り切れるなど注目された。
雑誌の発売日と同時にWEBサイトもオープンし、毎日情報が更新されている。
●
雑誌のFujisan 特集ページ
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平均点:0.00
ゲスト
第3回BestMagazineAward『雑誌大賞』の発表および贈賞式を、2012年3月26日(月)に開催致します。
『雑誌大賞』は、雑誌の持つ「情報発信力」「目利き力」「コンテンツ創造力」 をもっと世の中に知ってもらい、雑誌業界の活性化を促すために2011年2月に設立しました。
自分が今読んでいる雑誌は自分にとっては一番かもしれない。けど、雑誌のプロの目から見た一番の雑誌は何か…? 「雑誌にしか存在しない魅力」を改めて世に届け、雑誌業界を盛り上げていきたいと考えております。
第3回雑誌大賞は、2011年7月〜12月に刊行された雑誌の中から、雑誌のプロ(100誌雑誌編集長+100名の書店員)が 「この一冊は凄かった!」と選んだ雑誌を発表いたします。皆様ご期待ください。
【雑誌大賞 詳細】
◆対象雑誌
2011年7〜12月に刊行された雑誌
◆賞の種類
・雑誌大賞
「この一冊は凄かった」という雑誌に贈られる賞
・TREND MAKE MAGAZINE賞
世の中の流行に関して「その流行元はこの雑誌だ!」という雑誌に贈られる賞
・雑誌新人賞
新創刊雑誌の中で、最も世の中を賑わせた雑誌に贈られる賞
◆選考について
・選考者 :100誌の編集長+100名の書店員
・選考方式 :選考者による投票
◆運営者
・主催:雑誌大賞実行委員会
・協力:株式会社富士山マガジンサービス
・後援:社団法人日本雑誌協会
投票数:0
平均点:0.00
ゲスト
【雑誌大賞】ノミネート10誌
◆anan 9/7号
特集:感じあう、SEX/マガジンハウス
◆SPUR 10月号
表紙:荒木飛呂彦(ジョジョの奇妙な冒険)氏イラスト/集英社
◆dancyu 10月号
特集:禁断の深夜食堂/プレジデント社
◆dancyu 12月号
特集:ポテサラ100皿/プレジデント社
◆ニューズウィーク日本版 10/19号
特集:完全保存版 ジョブズ 天才の軌跡/阪急コミュニケーションズ
◆ぴあ 8/04・18 号
特集:最終号/ぴあ
◆FRaU 8月号
特集:ありがとう、台湾!/講談社
◆BRUTUS 10/15号
特集:すべての世代に捧げるスター・ウォーズ/マガジンハウス
◆Pen 8/15号
特集:いまこそ知りたい、イスラム/阪急コミュニケーションズ
◆Pen 9/1号
特集:円谷プロ大研究!/阪急コミュニケーションズ
【TREND MAKE MAGAZINE賞】 ノミネート5誌
◆「イケダン」=VERY(光文社)
◆「FASHION‘S NIGHT OUT」=VOGUE JAPAN (コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン)
◆「塩麹」=オレンジページ(オレンジページ)
◆「女子会」=GLOW(宝島社)
◆「きゃりーぱみゅぱみゅ」=Zipper/KERA(祥伝社/インデックス・コミュニケーションズ)
【雑誌新人賞】
2011年7月〜2011年12月に発売された新創刊誌が対象となります。
■ノミネート誌に寄せられた選考コメント(抜粋)
【雑誌大賞】ノミネート10誌
◆ anan (9/7号)
毎年の定番となっているsex特集。今年はとりわけもの凄く売れた雑誌だった。読者の反応も、「表紙も中身も強烈で印 象深い」との感想が多く、実際“凄い”一冊だと思った。
◆ SPUR(10月号)
女性誌の表紙を男性向けのコミックの作者が描きおろしているだけでもインパクトが大きいのに、さらに著作のキャラクターがブランドの紹介をするマンガまで付録されていて、その意外な組み合わせが新鮮だった。普段はファッション誌を手に取らない層が多数購入しており、誌名を広めることにつながったと思う。
◆dancyu (10月号)
「禁断の深夜食堂」というタイトルが秀逸。「知っちゃいけないのに知りたくなる」、まさに“禁断”のリストが並んでいる。『ビッグコミックオリジナル』で連載中の作品を書きおろしてもらったという手間のかけよう。同じ編集者として頭が下がる。
◆dancyu (12月号)
一点突破にも程がある。そしてなんとも魅力的。ポテトサラダだけで特集をしてしまう思い切りが素晴らしい。創刊20年以上の老舗雑誌且つ食という専門領域を扱うニッチ雑誌だけに、なかなか目に留まる特集が作りづらいと思うが、今 の時流をとらえる編集者の視点はさすが。
◆ニューズウィーク日本版(10/19号)
世界を変えた「スティーブ・ジョブズ」という偉大な男の功績を称えて特集した雑誌は他にもあったが、最も反響が大き かったのが本誌。完全保存版と銘打ったが、その名に恥じない一冊だった。
◆ぴあ(8/04・18 号)
長年、日本のカルチャーの発信源として多くの若者に愛された『ぴあ』の最終号。及川正通氏による全表紙イラストギャラリーや創刊号の復刻など、39年の歴史の最後を飾る、まさにメモリアルとなる一冊だった。
◆ FRaU (8月号)
震災後の日本へ多大な支援をしてくれた台湾に対して皆が感謝の意を伝えたいと思っていたところに、女性誌ならでは のアプローチで台湾特集を組んだ点がタイムリーで印象的だった。
◆ BRUTUS(10/15号)
映画そのものはもとより、多数の著名人をきちんと取材していて非常に読みごたえのある特集となっていた。「スター・ウォーズ」を経営や心理学の観点で語るコラムなど、今までにない視点でこの映画を解説している点が素晴らしい。
◆ Pen(8/15号)
「イスラム」のタイトルを見た瞬間、「やられた!」と思った。日本人にはおよそ土地勘のないこの宗教を、歴史や文化や 芸術にも言及しながら巧みに紐解いていく編集技術にも脱帽。イスラムの美を象徴するモスクのブルータイルと、右端を 静かに歩む女性の黒ずくめの装いの対比が、実に見事な表紙だと思う。
◆ Pen(9/1号)
表紙のインパクトが強烈だった。「Pen」という雑誌だからこそできる芸である。ウルトラマンを、子供の向けのキャラから 大人、強いては日本人の信仰の対象にまで昇華させた記念すべき1冊だと思う。
【TREND MAKE MAGAZINE賞】 ノミネート5誌
◆ FASHION‘S NIGHT OUT (VOGUE JAPAN)
ファッション業界に活力を与え、更に今年は東日本大震災の被災者支援という側面があったのは賞賛に値する。
◆ 塩麹(オレンジページ )
雑誌でブームに火がつきテレビで取り上げられるという王道の展開をみせてくれた。店頭で塩麹商品を目にするよう になってきた。
◆ 女子会(GLOW)
ブームを起こすためには、新しい言葉を自らつくり読者に飽きられるまでしつこく使うことが大切である、ということを同誌から学んだ。
◆ きゃりーぱみゅぱみゅ(Zipper/KERA)
進化系読モ。雑誌モデルからテレビや歌に進出という王道を歩んだ今一番旬な人、という印象。先見の明で彼女の不思議な魅力を見出して上手く引き出した2誌の力も大きかったと思う。
◆イケダン(VERY)
あっという間に広まった「イケダン」は、一般名称として広く浸透したと思う。
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ゲスト
雑誌大賞実行委員会は、雑誌およびその周辺業界のブームアップを目指し、 第4回BestMagazineAward「雑誌大賞」の選考を行っております。
このたび、各賞のノミネート雑誌が決定しましたので、発表させていただきます。
最終発表および贈賞式は9月25日(火)を予定しております。
【雑誌大賞】ノミネート10誌
◆ 芸術新潮/4月号/大友克洋の衝撃(新潮社)
◆ ゲッサン/6月号/あだち充新連載(小学館)
◆ サライ/5月号/日本の作家 百年の歩み(小学館)
◆ 週刊文春/6/21号/小沢一郎 妻からの「離縁状」(文藝春秋)
◆ Domani/6月号/バッグサイズ(小学館)
◆ Newton/5月号臨時増刊/金環日食 2012(ニュートンプレス)
◆ FRaU/2月号/新しい痩せ方(講談社)
◆ BRUTUS/5/1号(No.730) 西洋美術総まとめ(マガジンハウス)
◆ Pen/3/1号(No.308)/エルサレム(阪急コミュニケーションズ)
◆ Pen/ 6/15号(No.315)/ルパン三世全解明。(阪急コミュニケーションズ)
(※誌名50音順)
【TREND MAKE MAGAZINE賞】 ノミネート5誌
◆ 「テルマエ・ロマエ」= コミックビーム(エンターブレイン)
◆ 「宇宙兄弟」= 週刊モーニング(講談社)
◆ 「体幹トレーニング」= Tarzan(マガジンハウス)
◆ 「カーヴィーダンス/樫木裕実」= FYTTE(学研パブリッシング)
◆ 「骨盤(やせ/ダイエット)」= FYTTE(学研パブリッシング)
(※誌名50音順)
【雑誌新人賞】
2012年1月〜2012年6月に発売された新創刊誌が対象となります。
【POWERFUL MAGAZINE賞】 ノミネート5誌
◆ NHKテレビテキスト おとなの基礎英語(NHK出版)
◆ GINZA(マガジンハウス)
◆ 週刊文春(文藝春秋)
◆ BRUTUS(マガジンハウス)
◆ Pen(阪急コミュニケーションズ)
雑誌大賞概要
◆実施時期
第4回雑誌大賞(2012年上半期) 9月25日発表
2012年1月 〜 2012年6月に刊行された雑誌が対象
◆賞の種類
「雑誌大賞」
「この一冊は凄かった」という雑誌に贈られる賞
「TREND MAKE MAGAZINE賞」
世の中の流行に関して「その流行元はこの雑誌だ!」という雑誌に贈られる賞
「雑誌新人賞」
新創刊雑誌の中で、最も世の中を賑わせた雑誌に贈られる賞
「POWERFUL MAGAZINE賞」 ※新設
2012年上半期一番勢いがあったと感じられた雑誌に贈られる賞
◆選考について
選考者 :雑誌編集長+書店員
選考方式:選考者による投票
◆運営者
主催:雑誌大賞実行委員会
協力:株式会社富士山マガジンサービス
後援:社団法人日本雑誌協会
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ゲスト
9月25日(火)に第4回 BestMagazineAward「雑誌大賞」各賞の受賞誌発表および贈賞式が行われました。
雑誌大賞は、雑誌およびその周辺業界のブームアップを目指し設立された賞です。
ここに各賞受賞雑誌を発表させていただきます。
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【雑誌大賞】
グランプリ
芸術新潮 2012年4月号 「大友克洋の衝撃」 (新潮社)
準グランプリ
Domani (ドマーニ) 2012年6月号 「バッグサイズ」 (小学館)
【TREND MAKE MAGAZINE賞】
「カーヴィーダンス/樫木裕実」『FYTTE』(学研パブリッシング)
【雑誌新人賞】
『Richesse』 (ハースト婦人画報社)
【POWERFUL MAGAZINE賞】
『週刊文春』 (文藝春秋)
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◆雑誌大賞 グランプリ◆
芸術新潮 2012年4月号 /新潮社
「大友克洋の衝撃」
【受賞理由】
大友克洋氏のイラストによる表紙のインパクトは大きく、ファンならずとも多くの読者の目をひいた。
さらに、描きおろしSF短編やロング・インタビュー、全点撮りおろし!の特別誌上GENGA展と内容が非常に充実しており、編集長、書店員から絶賛された。 特に書店員からは、雑誌・コミック・芸術と売り場も他面展開でき、多くの読者を取りこめたことが高く評価されている。
さまざまなテーマを『芸術新潮』らしく深く鋭く切り込む姿勢、中でもこの号は、コアなファンも納得の充実した濃い内容で、骨太の雑誌の力を感じ、編集長、書店員の票を共に多数獲得し、グランプリを受賞。
【選考委員コメント】
「萌えアニメ絵が全盛のいま、大友克洋の迫力と凄味を再認識させられた特集。大友の軌跡と最新の創作風景がともに堪能できる一冊。」
「初日から飛ぶように売れた。大友のインタビューやアトリエの紹介、そして大友の描く近未来的な不気味さがここに凝縮されている。」
「さすが!の一言。『芸術新潮』らしい切り口。表紙、写真、特集の情報量。保存したいと思う一冊。」
「『芸術新潮』をふだん読まない客層も取り込み、雑誌、コミック、芸術と売り場も他面展開できたため、よく売れた。」
【編集長コメント】
編集長コメントをとのことですが、大友克洋特集に関しては、どうしても一人のファンに戻ってしまいます。中学時代からリアルタイムで大友マンガを体験してきて、まさか自分の編集している雑誌に大友さんが新作を描いてくれる日が来るなんて。生きててよかったと思いました。
この特集はひとえに大友さんの画力と創造力あってのもの。そのパワーに引っぱられて楽しくつくった雑誌が、その道のプロの方々に褒めていただくことになるとは。やっぱり生きててよかった。
大友さん、そして書店員・編集長の皆様、本当にありがとうございます。
(『芸術新潮』編集長 米谷一志)
◆雑誌大賞 準グランプリ◆
Domani (ドマーニ) 2012年6月号/小学館
<バッグサイズ>
【受賞理由】
読者のニーズに対応し、内容は変えずにサイズをコンパクトにするという、ありそうでなかった取り組みが高い評価を得る。
特に書店員からは「OLのための雑誌を貫き、サイズまで変えた(サイズタイプを増やした)努力は素晴らしい」「ゴールデンウィークの旅行客のニーズに応えている」など高く評価され、女性誌の新しいスタイルになるのではないかと期待されている。
リサイズするという英断、読者の評価に、編集長はもちろんのこと、書店員の票を多く集め、準グランプリを受賞。
【選考委員コメント】
「通常号を80%に縮小した『バッグサイズ』を同定価で販売した企画力がすごい。」
「OLのための雑誌を貫いて、サイズまで変えられた努力は素晴らしいと思う。紙にこだわる姿勢も感じた。」
「電車の中でも広げられたり、女性の小さいバッグにも入れられる形態が画期的でした。目のつけどころがよかったと思います。」
「内容は本紙と全く同じでサイズだけ小さくするというのは今までありそうでなかった試みでした。」
【編集長コメント】
「出張先で、たまたまホテルが部屋をグレードアップしてくれて、一人広いツインに宿泊。 大きなバスタブで半身浴しながら、バッグサイズドマーニを読む。極楽極楽」とある読者からの声です。
忙しい女性が、もっと気軽に、ドマーニを読んでくれたら、その試みを、評価していただけて、とても嬉しいです。
(『Domani』編集長 井亀真紀)
◆TREND MAKE MAGAZINE賞◆
『FYTTE』/学研パブリッシング
カーヴィーダンス 樫木裕実
【受賞理由】
今では流行を超え、定着した感のあるカーヴィーダンス。
『FYTTE』は数年前から、カーヴィーダンスの生みの親である樫木裕実さんを取り上げ、カーヴィー ダンスを紹介してきた。
多くのダイエットプログラムがある中で、ロングセラーとなり、人気が冷めないのがすごいと高く評価された。
選考員から「輝いて生きていきたいと願う多くの女性にとって、力をくれる樫木裕実さんを何度となく紹介し、ダンスだけではなく彼女自身にスポットを当てたことがヒットにつながったのでは」、「不況の出版界を救ったキーワード」とまで言わしめ、TREND MAKE MAGAZINE賞を受賞。
【選考委員コメント】
「TV、雑誌の他、芸能人のブログにもよく登場している。実力の伴う注目度なのだろうと思った。」
「類似商品が多いジャンルにも関わらず、シリーズのMOOKが400万部と2年越しのロングセラー となっている点にも注目。」
「自らが輝いて生きていきたいと願ったり、私は輝いていないと不安を抱えている、この時代の多くの女性にとって、力をくれる樫木裕実さんを何度となく紹介。内なる輝きももった彼女にスポットを当てたことがヒットへつながっているのではないか。」
「問合せNo.1の言葉。特に女性の関心が高かったです。」
【編集長コメント】
このたびは、第4回雑誌大賞TREND MAKE MAGAZINE賞をいただきましてありがとうございます。
樫木裕実先生の40代後半とは思えないくびれのすごさと読者を乗せる人柄、元ダンサーならではの楽しいエクサ指導術に担当編集者が
ほれ込み、「日本人女性の体型にあったエクササイズ を」と、初めてカーヴィーダンスを『FYTTE』の付録として先生に作っていただいたのが2010年の3月号。そして、その号はみごと完売。それに気をよくして、先生にご無理をお願いし、3ケ月後にまた、立て続けにカーヴィーダンスエクサDVD第2弾を付録にしました。
あれから2年半が過ぎ、ムックもシリーズ累計422万部となり、「カーヴィラー」と称するカーヴィー ダンスでくびれを作った読者の方々
から、「何をしても取れなかったおなかの脂肪がなくなった!」などと嬉しい報告を続々といただいております。そんな皆さまのおかげで、このような賞を樫木 先生とともに頂戴できて大変光栄です。ありがとうございました。
(『FYTTE』編集長 小中知美)
◆雑誌新人賞◆
『Richesse』/ハースト婦人画報社
【受賞理由】
確かな審美眼と豊かな経験を持ち、物質的にも精神的にもハイレベルなものを求める成熟世代の女性たちに向け創刊された『Richesse』。
GUCCIと京漆器の名店「象彦」のダブルネームによる菓子器をパッケージした特別限定版は、30,000円という価格もインパクト大で「ハイエンドを極めた女性誌の創刊!」「これからが楽しみ」と編集長はもちろんのこと、特に書店員の票を多く集め、新人賞を受賞。
【選考委員コメント】
「高額なのが他と違ってわかりやすかったと思います。内容も深く、面白い。さらに深くなればもっと面白いと思い、期待している。」
「GUCCIと象彦のダブルネームの付録をつけて30,000円という値段。精神的にだけではなく、物質的にもハイエンドを求める女性に向けた、とてつもないアピールだと思った。」
「『GUCCIと象彦の菓子器』は限定書店での取り扱いではあったが、問い合わせを何度もいただき、インパクト大だった。」
【編集長コメント】
この度の新人賞受賞、大変嬉しく感謝いたします。
フランス語で「豊かさ」の意味を持つ「Richesse」は、エイジレスで成熟した女性たちが望む、究極のラグジュアリーを追求し「25ans」のさらなるハイエンドマガジンとして創刊いたしました。
一方で、昨今の雑誌はリアルさを追求するあまり、誌面で夢を見る機会が少なくなってきているようにも思えます。誌面で紹介する「ハイエンドの旅案内」や「オートクチュールのドレス」、「一点もののハイジュエリー」など、実際に利用できるのは限られた富裕層ではありますが、一般の方々へも夢溢れる世界に触れていただく“きっかけ”でありたいと思っています。
(『Richesse』編集長 十河ひろ美)
◆POWERFUL MAGAZINE賞◆
『週刊文春』/文藝春秋
【受賞理由】
大物政治家のスキャンダルをはじめ、タレント、アイドル、スポーツ選手らのスクープを連発。
記事の出るタイミングも絶妙で、2012年上半期、世の中に話題を提供し続けてきた。
選考員から「久しぶりに週刊誌の存在感を示した」「週刊誌は恐いぞということを久しぶりに感じた」と、その存在感・パワーが高く評価され、POWERFUL MAGAZINE賞を受賞。
【選考委員コメント】
「『小沢一郎 妻からの離縁状』は久しぶりの週刊誌のスクープ!他のスクープも、とにかく刺激的な内容満載で、世間に与えたインパクトは凄かった。」
「ずっと安定して売れ続けている上、最近大きなスクープが連続している。」
「とにかくスクープ連発の異常な元気。」
「小沢一郎、橋下市長等大物政治家のスキャンダルと話題への切り込みの鋭さは変わらない。」
「とにかくスクープ記事の刺激度が高い。6月発売号は特に毎回目が離せなかった。週刊誌の未来に一筋の光。」
「島田紳介の独占告白、AKB48指原莉乃の元交際相手とされる男性による告白記事、沢尻エリカの大麻疑惑、オウム真理教・菊地直子の逃走17年全真相、小沢一郎の妻からの離縁状、巨人原監督の1億円恐喝事件・・・など、他誌が書けないスクープを連発。脱帽。」
【編集長コメント】
このたびは「パワフルマガジン賞」をいただきまして、誠にありがとうございます。
私は今年4月に編集長に就任しましたが、一番心掛けていることは、編集部を盛り上げ、その熱を誌面に注ぎ込むことです。そのために大切なことは、現場から「いいネタ」が上がってきたときに躊躇せずゴーサインを出し、人もお金も時間も掛けて勝負に出ることです。後は現場を信じてひたすら待つ。
『小沢一郎 妻からの離縁状』(6月21日号)、『巨人原監督が元暴力団員に一億円払っていた』(6月28日号)はお陰様で2号続けて完売しました。独自ネタでの連続完売は創刊以来初めことです。
編集部のパワーが誌面に反映され、それが読者の皆さんにまで伝わったとしたら、こんなに嬉しい いことはありません。
(『週刊文春』編集長 新谷学)
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投稿日時 2013/3/16 14:20
ゲスト
【第5回雑誌大賞】
■グランプリ
『BRUTUS』/マガジンハウス
マガジンハウス『BRUTUS』編集長:西田善太
こんな時代が来るなんて…と、ベッドに入るたびに思います。企画やコンテンツより、容れ物論のほうが盛り上がるなんて。あれです、メディア論というやつです。雑誌の未来について僕もよく聞かれますが、すいません、答えられるのは「編集の今」だけです。考えて企んで決めて差し出して。僕らにできるのはそこまで。あとは受け手が選んでくれて、おもしろく感じてくれたら、選んだ人にその力があるというだけ。そこしか頼るところがないと思うんです。でも同時に思います。選ばれるのってうれしいな、と、今日も寝る時に思うはずです。ありがとうございました。よく眠れます。
■準グランプリ
『POPEYE』/マガジンハウス
マガジンハウス『POPEYE』編集長:木下孝浩
『POPEYE』は昨年の5月にリニューアルしました。 1976年創刊という随分歴史のある、というか古くさい雑誌ですが、ここに来て再び注目を集めるというのは大変嬉しいことです。 リニューアル号のリードにも書いたのですが、創刊以来掲げている”シティボーイ”という存在や考え方が、今や3周くらいして、妙にカッコいい気がするのです。現代の”シティボーイ”のための雑誌をこれからも作っていくよう頑張ります。
■準グランプリ
『MonoMax』/宝島社
宝島社『MonoMax』編集長:柚木昌久
この度の準グランプリ受賞ありがとうございます。1月号は本誌にとって5周年となる記念号。読者人気のもっとも高い特集、COACHの特別付録、表紙の箔押しと、あらゆる要素を盛り込みました。結果は23万部が完売。部員一同力を込めて制作した号が、読者の皆様に愛され、さらにこのような賞を受賞できて大変嬉しく感謝いたします。次回はグランプリをとれるよう、読者のみなさんを驚かせるような企画を考えられればと思います。
■特別賞
『NHKテレビテキスト 100分de名著』/NHK出版
NHK出版 『NHKテレビテキスト「100分de名著」』編集長:水野哲哉
「雑誌のプロ」の推薦により特別賞を頂戴することができ、大変うれしく思っています。普段は雑誌をつくるという感覚で仕事をしていませんので、正直驚いています。毎号ひとつの古典作品を取り上げ、著者と担当編集者が今の時代に求められているテーマを探り出し、的確なメッセージとして表現する……、雑誌というよりむしろ書籍を毎月つくっている感覚です。雑誌としては小振りで、いささか地味な存在ですが、書店店頭では関連した原書なども併売され、売行きを伸ばしていることも評価していただけたのではないかと想像しています。
「100分de名著」は、東日本大震災直後の2011年4月にスタートしました。未曾有の体験を経て既成の秩序や価値観が揺らぐなか、「古典の力」があらためて必要とされているように感じています。これからも古今東西の名著を掘り起こし、困難な時代を生き抜いていくためのヒントをひとつでも多く引き出していきたいと思っています。
■特別賞
『COURRiER Japon』/講談社
講談社 『クーリエ・ジャポン』編集長 冨倉 由樹央
このたびは第5回雑誌大賞特別賞をいただきまして、ありがとうございます。『クーリエ・ジャポン』は2005年創刊の比較的新しい雑誌です。このような賞をいただけたことを非常に光栄に思うとともに、これを機にさらに面白い雑誌を作っていかなくてはと感じています。「グローバル化」という言葉が聞かれるようになって久しいですが、日本にはまだまだ世界の情報は十分に入ってきていません。その「情報ギャップ」を埋めることが、『クーリエ・ジャポン』に求められていることだと思います。これから世界に出ていく日本人の背中を押せるような、そして日本にいても世界レベルで仕事をする人の指針になるような雑誌でありたいと願っています。今後ともぜひご注目ください。
※対象:2012年7月〜12月に刊行された雑誌が対象
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