おかっぱ企画は、前回公演から形態を変え、それまでの末森英実子のプロデュース公演から、末森英実子と若林里枝が、<お互いの創作過程を共有する場>として、各々が興味を持ったことを自由に発言し、時にはお互いに意見を求め合い、実験を試みながら、創作を行っている。
今回も、各々興味を持ったことについて、別々の作品を発表する。
末森は「決められないこと」、若林は「集団におけるルール」がテーマだ。
お互いの違いを受け入れ、さらに良い刺激を与えあえる関係の中で創作していくことを目指す。
おかっぱ企画HP→
http://blog.livedoor.jp/okappa_kikaku/振付・出演:末森英実子 若林里枝
出演:さそうすなお 戸村由紀子 中山貴雄
夕田智恵(モモンガ・コンプレックス)
公演日時:9月14日(金)19:00
9月15日(土)15:00
9月16日(日)15:00
9月17日(月・祝)15:00
会場:STスポット
料金:前売一般2500円 前売学生2300円 当日2800円(全席自由)
「ST25D」3演目セット券 5,000円(要日時指定)
高校生以下無料(要予約)
前売学生券及び高校生以下の方は当日学生証をご提示下さい。
会場:STスポット
ご予約 お電話 045-325-0411
web予約 こちらから
7月15日より受付開始!
【アーティスト・プロフィール】
おかっぱ企画
末森英実子(すえもりえみこ)
1985年、神奈川県生まれ。祖父母に育てられ、ときどき父親と出かける。
桜美林大学文学部総合文化学科へ入学。坂口芳貞、高瀬久男、鐘下辰男、平田オリザ氏らに演劇を学ぶ。大学では主に役者を経験する。学内オーディション公演、学生劇団、アウトリーチ、ダンス、路上パフォーマンスなどに参加。 卒業目前に、遅れてきた反抗期を迎え、駅前等でゲリラパフォーマンスを敢行。
以降、パフォーマンス活動と並行して、
田上パル「改造☆人間」作・演出:田上豊
マームとジプシー「夜が明けないまま、朝」作・演出:藤田貴大
などの芝居に出演するが、突然、台詞が言えなくなる。
その日をきっかけに、身体について考え始める。
現在は「おかっぱ企画」として作品を発表するとともに、その瞬間の自身と向き合いながら、最近、ちょっぴり社会のことも意識しつつ、日々を過ごしている。
2011年山下残『庭みたいなもの』出演/会場:伊丹アイホール・神奈川芸術劇場・山口情報芸術センター
若林里枝(わかばやしりえ)
1986年、埼玉県生まれ。
3才よりクラシックバレエを始める。
桜美林大学総合文化学群へ入学後、コンテンポラリーダンスと出会う。
以後、大学在学中に、木佐貫邦子、岡田利規などの作品に出演。
あえて、ダンスや演劇にとらわれない活動をする。
卒業後は、「whenever festival 新人振付家育成プログラム 」振付:捩子ぴじん 「おかっぱ企画 制服とサングラス 3」構成:末森英実子「私的解剖実験 5~関わりの捏造~」振付:手塚夏子などの作品に出演。 また、その傍らで、自身でもソロ作品の創作を行う。
最近では、STスポット企画、手塚夏子がリーダーの『ヨコラボ'11 民俗芸能調査クラブ』に参加し、自らの問いを'実験'として反映させていくやり方にも挑戦している。
スタッフ
舞台監督:熊木進
音響:林あきの
照明:富山貴之
主催:特定非営利活動法人STスポット横浜
共催:横浜市 横浜アーツフェスティバル実行委員会
助成:芸術文化振興基金 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
特別協力:急な坂スタジオ