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劇団民藝『冬の花 ヒロシマのこころ』

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012/8/9 16:36 | 最終変更
民藝 
劇団民藝公演

冬の花 ヒロシマのこころ

小山祐士=作 兒玉庸策=演出

瀬戸内の詩人と言われた小山さんには故郷、福山ちかくの瀬戸内海を舞台にした作品が多くあります。劇団の代表作の一つである『泰山木の木の下で』もそうでしたが、この『冬の花』も四百軒ほどの半農半漁の小さな島で物語は展開されます。戦後二十数年がたつのに未だ太平洋戦争の傷を背負いながら、美しい未来を想い描く人たち。
小山氏の作品は他に『瀬戸内海の子供ら』、『十二月』、『二人だけの舞踏会』を劇団で上演しています。

【あらすじ】 門田仙吉(鈴木 智)は新聞記者として軍の取材中、広島で被爆した。妻・公枝(樫山文枝)の懸命な看病で十年近くの闘病生活ののち、二人は瀬戸内海に浮かぶ小さな洗島(あろうじま)にやって来た。手伝いの皿山もん(田畑ゆり)、水産実験所所長の鈴岡(安田正利)ら門田家を訪れる人びとも心に戦争の傷を負っている。仙吉は島の生活の貧しさをみかねて、花の栽培をすすめる。いっぽう公枝は戦争で亡くした子供の想い出を抱えている。そんなある日、仙吉の戦前からの噂の女、津村京子(仙北谷和子)が島にたずねて来る……。

スタッフ

装置……勝野英雄
照明……秤屋和久
衣裳……前田文子
音楽……武田弘一郎
効果……岩田直行

キャスト

皿山もん……田畑ゆり
みどり(その娘)……印南 唯
太田輝夫……塩田泰久
門田仙吉……鈴木 智
公枝(その妻)……樫山文枝
今城稔……竹内照夫
津村京子……仙北谷和子
鈴岡義秋(水産実験所所長)……安田正利
八杉四郎(医師)……杉本孝次
夫人……白石珠江
グエン・ドアン(ベトナムの戦傷孤児)……平山晴加・山田志穂(Wキャスト)
皿山武吉……吉田正朗

2012年10月3日(水)~15日(月)
紀伊國屋サザンシアター(新宿南口・紀伊國屋書店新宿南店7階)
チケット:[]8月22日(水)前売開始
投票数:4 平均点:5.00

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