劇団キンダースペースの代表作である「モノドラマ」とは、近代以降の我が国の短編小説を、俳優一人が、最小限の装置で語り、一つの世界を作り上げるものです。この時、求められるのは表現力、演じ分ける力はもちろんですが、文学を時間と空間のなかに立ち上げる感性です。
観客は、言葉ばかりに集中している訳ではありません。どんな物語がそこに立ち上がるか、そこに耳を澄ましているのです。ある意味で演技というものの本来の姿がここにあります。
往々にして俳優は「役」に縛られています。モノドラマは、その自縛からの解放を与えてくれます。テキストは、5分から10分程度で完結する掌編小説を数本、用意いたします。
今のところ、太宰治・カフカなどの作品を取り上げようと考えています。(変更もあります)
4/30(火)・5/1(水)・3(金)・4(土)・7(火)・8(水)・10(金)・11(土)
時間/19:00~22:00
費用/24,000円
定員/8名
※一年以上の舞台経験者が対象です。
以下は、これまでにワークショップに参加してくださった方のご感想です。
・純粋に演劇と向き合う濃密な時間が流れる。
・自分の課題がはっきりします。しかも自分で分かっていたはずなのに……ということを目の前にはっきりと、そして優しく提示される機会はそうありませんから。
・演出の原田さんの話にまず想像力をかき立てられる。観客に想像させる部分の大切さの話。まさしく……。
※今年度は他に
連続ワークショップVol.57(8/27-9/7)
連続ワークショップVol.58(10/8-26)
ベーシックワークショップ(8/3-6)
もございます。サイトをご確認ください。
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