ベルトルト・ブレヒト著/大岡淳訳「三文オペラ」(共和国)刊行記念連続トークイベント
『おまへは歌ふな 分断社会サバイバル・マニュアル』
安定と平和が志向されればされるほど、万人の万人に対する闘争が激化するという逆説的な社会状況の中で、人は己の敵に対しても〈歌う〉ことができるだろうか?
ナチス・ドイツに抵抗し、資本主義国・アメリカに亡命し、共産主義国・東ドイツに帰還するという、数奇な人生を辿った劇作家ベルトルト・ブレヒトと、その代表作『三文オペラ』を糸口としながら、分断社会を生きのびる精神のスタイルを、『三文オペラ』新訳を共和国から刊行した劇作家・演出家の大岡淳が探る、8つのトーク+1つのライブ。
2019年2~3月、東京・横浜・静岡・大阪・西宮・岡山・福岡にて、豪華ゲストを迎えて堂々の開催!
第一弾は、東京セッションです!
------------〔東京〕--------------
『闘争としての音楽 ~汝の敵に対して歌いうるか?~』
出演:磯部涼(音楽ライター)× 大岡淳(劇作家・演出家)
分断社会の裂け目を、〈歌〉は繋ぎとめるのか、あるいはむしろ押し広げるのか?
今やヒップホップ・カルチャーの聖地と化している、川崎市南部を取材した『ルポ川崎』(サイゾー)で話題を呼んだ、
音楽ライターの磯部涼さんを迎えて、ブレヒト・ソングからJ-POPまで、様々なジャンルを横断しつつ、語り合います。
冒頭、ミニ・リーディング・パフォーマンスも上演します!
【日時】2019年2月6日(水)18:30 open 19:00 start
【料金】予約1,500円 当日1,800円
(※会場の都合により、予約のないお客様の御入場をお断りする場合があります。)
【ご予約】
オンライン予約フォーム⇨
http://qq4q.biz/OT0h【会場】早稲田奉仕園・奉仕園会館B階・You-Iホール
住所:東京都新宿区西早稲田2-3-1 (
https://www.hoshien.or.jp )
アクセス:
東京メトロ東西線 「早稲田」駅2番出口 より徒歩5分
東京メトロ副都心線 「西早稲田」駅2番出口 より徒歩8分
JR山手線・西武新宿線 「高田馬場」駅より徒歩20分
【プロフィール】
著者:ベルトルト・ブレヒト
1898年、バイエルン王国アウクスブルクに生まれ、1956年、東ベルリンに没する。近現代ドイツを代表する劇作家、詩人。第一次世界大戦に従軍後、劇作家として活動。『夜打つ太鼓』(1922)でクライスト賞。1933年、ナチス政権樹立後はデンマーク、アメリカ合衆国などに亡命、1948年、プラハを経由して東ベルリンに帰国。
主な作品に、『マハゴニー』(1927)、『処置』(1930)、『第三帝国の恐怖と悲惨』(1937)、『肝っ玉お母とその子供たち』(1939)、『暦物語』(1949)など多数がある。
日本でも戯曲全集や書簡集など、その仕事のほとんどが刊行されている。
訳者:大岡 淳(おおおか・じゅん)
1970年、兵庫県に生まれる。演出家、劇作家、批評家。早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。現在、SPAC‐静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、静岡文化芸術大学非常勤講師、河合塾COSMO東京校非常勤講師を務める。
「日本軽佻派」を自認し、知的で愉快で挑発的なエンタテインメントを創造すべく、演劇、ミュージカル、コンサート、オペラ、ダンス、人形劇などを、幅広く手がける。
編著に、『21世紀のマダム・エドワルダ』(光文社、2015)がある。
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お問い合わせ先:無人劇場制作部
MAIL.
nohumantheater@gmail.com TEL. 090-9907-9699
大岡 淳WEBサイト⇨
http://ookajun.com