東京シティ・バレエ団
『 ラフィネ・バレエコンサート2012 』

2012年6月3日（日）
15時

ティアラこうとう大ホール
全席指定4,000円




プログラム

―――Ⅰ―――――――――
Circle of Life
振付／小林洋壱　音楽／→Pia-no-jaC←　
演奏／くによしさちこ　玉城チコ　松田真理

自分を探して歩いていたら　
　　　こんな所まで来ていました。
　　　　　　今　この場所から見上げる空は
　　　　　　　　　　　　　　　とてもキレイです。

出演／草間華奈　ほか



―――Ⅱ―――――――――
バレエコンサート　
全幕バレエの主役が踊るグラン・パ・ド・ドウは、「バレエ最大の見せ場」とも言われています。今回は中でも特に有名な「海賊」と「眠れる森の美女」をおおくりします。中島伸欣振付「シンデレラ」は１２年ぶりにティアラに登場。クラシック・バレエの優雅で華やかな世界をご堪能下さい。

「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥ
再振付／安達悦子　音楽／R.ドリゴ
出演／橘るみ　　チョミンヨン　

「シンデレラ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付／中島伸欣　音楽／S.プロコフィエフ
出演／中森理恵　春野雅彦

「眠れる森の美女」よりグラン・パ・ド・ドゥ
再振付／安達悦子　音楽／P.I.チャイコフスキー
出演／若生加世子　黄凱



Persistence
振付／unit:Purpure　音楽／坂本龍一

大きな困難にぶつかった時も
劇的に変わることのない日常にも
諦めないで　粘り強く
前へ　前へ
未知に立ち向かう勇気を持って

出演／若林美和　古藤舞　ソ・ユンソク　浅井永希　ほか



―――Ⅲ―――――――――
Tarantella Napolitana　
振付／マシモ・アクリ　音楽／E.ヘルステッド
ヘルステッド作曲「ナポリ」の音楽にのせて、陽気なイタリアの雰囲気あふれる作品。
軽快なタンバリンのリズムで、明るいナポリの太陽を感じていただけますように！！

出演／志賀育恵　キム・セジョン　ほか

出演者　＊配役および出演者は変更になる場合もございます。
志賀育恵　橘るみ　若生加世子　古藤舞　齊藤佳奈子　土肥靖子　友利知可子　草間華奈
三好麻沙美　五十嵐妙子　井野口恵　大内雅代　尾之内亜紀　坂本麻実　佐合萌香　　　大石恵子　岡博美　中森理恵　安藤紗織　清水愛恵　中田衣美　名越真夕　松浦美穂
大山詩織　宇野澤寛子　扇春佳　平田沙織　松本佳織　渡邉優　飯塚絵莉　及川紗都　
朴智善

黄凱　チョ・ミンヨン　キム・セジョン　春野雅彦　ソ・ユンソク　浅井永希　岸本亜生
田中一也　髙井将伍　玉浦誠　内村和真




スタッフ　
芸術監督：安達悦子　照明：足立恒　大道具：(有)ユニ・ワークショップ　
舞台監督：橋本洋、淺田光久
制作：一般財団法人東京シティ・バレエ団





振付家　プロフィール
●マシモ・アクリ　Massimo　Acri
ローマ・ナショナル・アカデミー・バレエスクール出身。
1980年イタリア・フィレンツェバレエ団入団。３年間活躍する。1983年フランス・パリ留学。1984年ドイツ・ザールブルッケン市立劇場バレエ団へソリストとして入団。1985年ドイツ・ドルトモント市立劇場バレエ団へソロとして入団。最優秀アーティスト賞受賞。
1988年ドイツ・ボン市立劇場バレエ団へ入団。４年間活躍する。1992年スイス・バーゼル市立劇場バレエ団へ入団。2年間活躍する。1993年より日本バレエ協会、新国立劇場など、日本の各地でゲスト出演。「眠りの森の美女」カラボス、「白鳥の湖」ロットバルト、「くるみ割り人形」ドロッセルマイヤー、「シンデレラ」姉妹など、キャラクターダンサーとして
活躍している。1995年よりアクリ・堀本バレエアカデミー主宰。コンクールにおいて指導者賞を多数受賞。2012年埼玉グローバル賞受賞。


●小林洋壱　Yoichi Kobayashi
長野バレエ団にて倉島照代に師事。1995年イングリッシュナショナルバレエスクールへ留学。2001年東京シティ・バレエ団に入団。ソリストを経て2005年「ジゼル」にて初主演。以降古典から創作まで多くの作品に主演する一方、モダン、コンテンポラリー作品にも数多く出演。繊細な表現力は、クラシックバレエのみならず、コンテンポラリー作品でも輝きを放っている。2008年ラフィネ・バレエコンサートにて振付作品を発表。日本バレエ協会公演等でも作品を発表し、ダンサーとして、作家として、精力的に活動している。


●安達悦子　Etsuko Adachi
松山バレエ団を経て86年東京シティ・バレエ団にプリマとして入団。古典、創作バレエにて数多くの主演を務める。文化庁研修員として、79年にモナコ、08年にベルリン国立バレエ団で研鑽を積む。79年第1回アメリカジャクソン国際コンクール銅メダル受賞。音楽新聞新人賞、第30回橘秋子優秀賞（04年）受賞。09年4月より、同団理事長および芸術監督に就任。長年培ってきた古典バレエのエッセンスを次代に伝えるべく、近年では名作の再振付も手掛けている。


●中島伸欣 Nobuyoshi Nakajima
早稲田大学文学部卒業後、スターダンサーズ・バレエ団を経て、74年東京シティ・バレエ団入団。古典・創作バレエに多数主演。文化庁研修員として82年イギリス、アメリカに、00年ドイツに派遣。83年アメリカ タン・パ・バレエ団とゲスト・アーティスト契約を結ぶ。90年より振付家として本格的に活動を開始し、「失われた家族」(93年ベストスリー賞）「シンデレラ」「月の棺」(95年名古屋市民芸術祭賞）「ノン・コネクション」「真夏の夜の夢」「カルメン」「ロミオとジュリエット」等、多くの作品を発表。アメリカ国際バレエ・コンクール特別審査員賞(82年)


●unit:Purpure
東京シティ・バレエ団に所属する大石恵子、小原輝で結成したユニット。
ユニット結成のきっかけともなった東京シティ・バレエ団公演「CITY BALLET SALON 2011」にて最初の作品「Present」を発表。同年9月に行われた第1回Dance Creation Award 2011にて今回上演される「Persistence」を発表。振付デビュー以降2作目ではあるが、2人のパワフルな感性から生まれる作品は、バレエ団の新しい風となっている。