世田谷パブリックシアターでは、演劇ワークショップを、地域に暮らす一人ひとりが主体的に地域の課題に取り組み、その人々がつながり、より豊かな市民社会を構築していくためのツールとして捉えています。本プログラムでは、演劇ワークショップの進行役やコーディネーターとして活動している方、あるいは活動したいという方が、それぞれの現場で、地域とよりそいながら課題を発見し、それに応える演劇ワークショップを企画、実践していけるようになることを目指しています。
今年度は、特に「市民参加型の演劇創造」と「教育現場」における演劇ワークショップに注目します。
日程:2015年6月27日(土)・28日(日)14時~16時(全2回)
内容:ワークショップという言葉は様々な場でみられるようになりました。しかしそれが何なのか、と問われれば、定義も曖昧で、実践の形態も様々です。しかし、曖昧であるからこそ、多様な広がりを見せてきたワークショップ。それは何を目指して生まれ、どのように広がり、そこに演劇や劇場はどのように関わってきたのでしょうか。 この講座では、ワークショップの歴史をふりかえり、そのルーツや多様化の背景を探るとともに、今日私たちが「ワークショップ」と呼ぶものは一体どのようなものであるのか、ワークショップは今後どのように展開していくのか、ということをともに考えていきます。
場所:世田谷文化生活情報センター セミナールームA(三軒茶屋駅前キャロットタワー5階)
講師:園部 友里恵(そのべ ゆりえ)
参加費:2,000円(全2回)
※受講初日に会場にてご精算いただきます。
募集人数:30名程度
※先着順に受付いたします。定員に達し次第、受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。
申込方法はこちら
http://setagaya-pt.jp/workshop/2015/06/_spt201516.html