これは発明なんだ
今も誰かがあの屋根裏に立て籠もっている
そう考えただけでもう一日生きてみようかと思うことができる
そういう発明なんだ
世界一小さな舞台空間から発信する「超演劇」。演劇を再生させる圧倒的「事件」。
読売文学賞・紀伊國屋演劇賞・読売演劇大賞[最優秀演出家賞]受賞
東京・ニューヨーク・パリ・ローマ・ウィーン・フランクフルト・ブカレスト・ピッツバーグ・マイアミ・グルノーブル・ソウル・シドニー・ミラノ・マニラ・ジャカル
タ等、国内外で絶賛を浴びてきた名作の「オリジナル版」、シビウ国際演劇祭から正式招待を受け本年6月、四度目のヨーロッパ・ツアー。
批評性、ユーモアと驚きに溢れる衝撃の舞台を、ぜひ体験して下さい。
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円城寺あや 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎
猪熊恒和 イ・ジュウォン 東谷英人 杉山英之 武山尚史
松岡洋子 樋尾麻衣子 田中結佳 宗像祥子 宇原智茂
作・演出○坂手洋二
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
美術○じょん万次郎
舞台監督○大川裕
衣裳○大野典子
美術協力○加藤ちか
音響○じょん万次郎 内海常葉
音響協力○島猛(ステージオフィス)
舞台協力○森下紀彦
宣伝意匠○川名潤(Pri Graphics inc.)
文芸助手○清水弥生・久保志乃ぶ
進行助手○長谷川千紗 川崎理沙
制作○近藤順子 鈴木菜子
Company Staff○大西孝洋 古元道広 桐畑理佳 福田陽子 根兵さやか 秋定史枝 齋藤宏晃 小林尭志 鈴木陽介 西川大輔 宮島千栄 橋本浩明 秋葉ヨリエ
協力○浅井企画 DULL-COLORED POP
5月2日(土)~11日(月)梅ヶ丘BOX
2日(土)19:00
3日(日)19:00
4日(月)14:00
5日(火)19:00
6日(水)14:00
7日(木)19:00
8日(金) 19:00
9日(土)14:00/19:00
10日(日)14:00
11日(月)14:00
受付開始時より整理券を発行いたします。
受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前
【全席自由】 日時指定・整理番号付・人数限定
一般前売3300円 ペア前売6000円 当日3600円 U-25(25歳以下)2500円 高校生以
下2500円
※U-25・高校生以下は劇団への電話・メール予約のみ(観劇の前日まで)。
要証明書提示。
ご予約順に番号をお取りする整理番号付チケットです。開場時に番号順にお入り頂き
ます。
ご予約・お問合せ○燐光群/(有)グッドフェローズ TEL 03-3426-6294
ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp※キャンセル・日時変更はできません。
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。
[梅ヶ丘BOX]
新宿より小田急線[区間準急][各停]で14分
梅ヶ丘駅下車 北口・南口徒歩1分
世田谷区梅丘1-24-14フリート梅丘B1F
燐光群
世田谷区梅丘1-24-14 フリート梅丘202
<国内ツアー>
5月15日(金)~17日(日)岡山県天神山文化プラザ(岡山)
5月19日(火)・20日(水)シアターねこ(松山)
5月22日(金)~24日(日)ウイングフィールド(大阪)
5月26日(火)・27日(水)七ツ寺共同スタジオ(名古屋)
5月29日(金)~31日(日)えんとつシアター(新潟)
<ヨーロッパツアー>
6月シビウ(シビウ国際演劇祭正式招待)・ブカレスト 他
……現在、あるいは近未来。誰が発明したのか、世間から「ひきこもり」とされる人々が、それぞれ自ら閉じ籠もるための「パッケージ空間」である「屋根裏」が、商品として、秘密情報による譲渡の対象として、世間に流通しはじめます。
それぞれの「屋根裏」の極小空間から発信されるメッセージ、呼応しあうように起きる事件の数々……。
その「屋根裏」に引きこもる者たちどうしの奇妙な連帯感。「屋根裏」発明者を探索する男。そして巻き起こる、さまざまな場所での、それぞれの「事件」…。
「屋根裏」について
日本の「現実」に向き合い、ミニマムな空間を武器に、かつてない手法で描いた本作。2002年5・6月、アトリエである梅ヶ丘BOXにて初演。現代社会の問題の一つとされている「ひきこもり」という現象を、互いに乱反射するシーン展開と豊かなイメージの連鎖により、全く新しい視点から描き出した本作は、たちまち大きな注目を集め、二ヶ月後には最初の追加公演・国内ツアーをおこない、その後も数多く上演を続けてきた。翌年、坂手洋二はこの作品を対象として、第54回読売文学賞、第37回紀伊國屋演劇賞個人賞、第10回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。劇団では2005年にアメリカ・ツアーを、'08・'09・'13年にヨーロッパ・ツアーを行う。グルノーブル、ミラノ、ジャカルタ等世界各地でリーディング上演され、また、坂手自身の演出で現地スタッフ・キャストにてシドニー('06年)・ソウル('09年)で上演。'07年にオフ・ブロードウェイでアメリカ俳優による英語版に続き、'10年にフランス版(ロンポワン劇場他)も上演されるなど、海外版も高い評価を得ている。