独立行政法人日本芸術文化振興会では、歌舞伎の後継者を養成するために各関係団体と協力して、研修生を募集しています。
募集コース :
①第22期 歌舞伎俳優研修生
②第22期 歌舞伎音楽(竹本)研修生
③第15期 歌舞伎音楽(鳴物)研修生
研修目的:この研修は、歌舞伎俳優、歌舞伎音楽(竹本-歌舞伎の義太夫、鳴物-歌舞伎の囃子)の演奏者になるための基礎教育を行うことを目的とします。
応募資格:中学校卒業以上の男子で、原則として年齢23歳以下の者
募集人員:各コース 若干名(併願不可)
募集期間:平成26年10月1日(水)から平成27年1月30日(金)まで
選考方法:面接、作文及び簡単な実技試験を行い選考します。
選考日:平成27年2月から3月上旬予定
選考場所:国立劇場(東京都千代田区隼町4番1号)
研修期間:平成27年4月から平成29年3月(2年間)
研修時間:原則として、月曜日から金曜日までの毎日午前10時から午後6時まで
研修場所:国立劇場
研修内容 :
①歌舞伎俳優:実技・立廻り・とんぼ・日本舞踊・義太夫・長唄・鳴物・箏曲・化粧・衣裳
②歌舞伎音楽(竹本):義太夫・三味線・筝曲・胡弓・狂言
③歌舞伎音楽(鳴物):小鼓・大鼓・太鼓・大太鼓・笛・長唄
また、①~③共通として、講義・体操・作法・稽古見学・公演見学・舞台及び楽屋実習等があります。
適性審査:研修開始後8ヶ月以内に適性審査を実施し、正式に合格者を決定します。
不合格となった者は、研修生の資格を失います。
受講料:無料
宿舎:遠方からの研修生に対し宿舎の貸与制度があります。(審査有、有料)
修了後:
①歌舞伎俳優:研修を修了した者は、伝統歌舞伎保存会の斡旋により幹部俳優に入門し、舞台出演することになります。
②歌舞伎音楽(竹本):研修を修了した者は、竹本協会に所属し、同会幹部の指導のもとに舞台出演することになります。
③歌舞伎音楽(鳴物):研修を修了した者は、歌舞伎囃子協会に所属し、同会幹部の指導のもとに舞台出演することになります。
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