「劇場法」および「指針」で示された「安全管理」の推進を目的として、舞台機構操作に必要な専門的な知識と、安全な運用のためのガイドライン、保守など運営管理のポイントを体系的に学ぶ講座です。
日程:2014年10月21日(火)~22日(水) 2日間
会場:大ホール・小劇場
プログラム:
【1】舞台機構の使命と課題
講師:森健輔(森平舞台機構 代表取締役社長)
舞台機構の使命・課題・指針について包括的な基調講演を行います。
【2】吊り機構の安全管理~ワイヤー強度の検証~
講師:三精テクノロジーズ(株)
吊り機構を学習し、ワイヤーを中心とするロープ類の強度検証を実習的に行い、運用や保守について指針を示します。
【3】機構の歴史を聞こう!
講師:森健輔
舞台機構の歩んできた開発と運用の歴史を学習するとともに、最新の技術と研究情報を共有していきます。
【4】舞台機構の安全管理~今一度見直そう日常業務~
講師:伊藤久幸(新国立劇場 技術部長)、草加叔也(空間創造研究所 代表)
劇場等演出空間運用基準協議会のテキストを用いて、その中の機構部門および安全管理に注目し、読み解きながら活用方法を考察していきます。
【5】劇場管理についてのラウンドテーブル
講師:草加叔也、伊藤久幸、森健輔、三精テクノロジーズ(株)
管理や技術の意見交換会を行い、その交流と議論の中で、2日間の総括を行います。
対象:公立文化施設や舞台技術の関係者・地方公共団体文化行政担当 など
定員:30名程度
参加費:3,000円
※このクラスの参加者は「オープンクラス 基礎講座」を無料で受講できます。
応募締切:2014年10月1日(水)必着
応募方法はこちら
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/entry/2014/1021gekijoujuku.html