独自の方法論と構造をもった作品を発表する振付家、山下残。
最新作が、アイホール・S Tスポット・山口情報芸術センターの3館共同プロデュースによって実現。
舞台美術のカミイケタクヤの拠点である高松で劇場空間をシミュレーションし、それを各地へ運びます。
伊 丹 ー 横 浜 ー 山 口 ー 高 松。
この4都市を移動しながら創作された、思索の森へ飛び込む冒険的なパフォーマンス。
身体表現がもたらす「からだとことば」の出会い、ユーモラスで新たなコミュニケーションのかたち。
公演詳細
振付・演出|山下残
舞台美術|カミイケタクヤ
出演|黒田政秀 小坂浩之 酒井和哉 末森英実子(おかっぱ企画)
立蔵葉子(青年団) 富松悠 増田美佳
<日程>2011年9月22日(木)~25日(日)
会場:神奈川芸術劇場大スタジオ
9月
22日(木)19:30
23日(金)15:00 /19:30
24日(土)15:00
25日(日)15:00
○ 開演1 時間前より受付開始。
入場整理券を発行します。
○ 開場は開演の30分前。
○ 未就学児童の入場はご遠慮下さい。
<チケット>前売り 2,800円/当日 3,200円/学生 2,500円(全席自由席)
[KAme先行発売]7月15日(金)10:00~(
http://www.kaat.jpのみ) [一般発売開始]7月22日(金)TEL:045-662-8866(10:00~18:00)
http://www.kaat.jp/ 窓口販売|KAAT 神奈川芸術劇場/神奈川県民ホール/神奈川県立音楽堂
STスポット|TEL:045-325-0411
mail@stspot.jp http://stspot.jp/niwa<スタッフ>
照明|三浦あさ子
音響|宮田充規
システムデザイン|濱哲史(YCAM InterLab)
舞台監督|浜村修司
チラシ画提供|青木陵子
宣伝美術|かなもりゆうこ
主催|NPO法人STスポット横浜
共催|横浜市
提携|KAAT 神奈川芸術劇場(指定管理者:(公財)神奈川芸術文化財団)
共同開発|YCAM InterLab
助成|神奈川県 公益財団法人セゾン文化財団 財団法人アサヒビール芸術文化財団
芸術文化振興基金
協力|急な坂スタジオ NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター
象の鼻テラス 横浜市民ギャラリーあざみ野
企画制作| STスポット
アイホール[伊丹市立演劇ホール]
山口情報芸術センター[YCAM]
【伊丹公演】 アイホールダンスコレクションvol.66 山下残『庭みたいなもの』
9月9日(金)~11日(日) 会場:アイホール
【山口公演】 2012年1月29日(日) 会場:YCAM山口情報芸術センター
【山下残プロフィール】(振付家・演出家)
1970年大阪府生まれ。90年代中頃より振付家・演出家として活動を始める。主な作品に、来場者に本を配り、ステージからのカウントに合わせて、観客がページをめくりながら本と舞台を交互に観る「そこに書いてある」、ダンサーの動きを言葉にして声にする「透明人間」、スクリーンに映写される呼吸の記号と俳句のテキストを合わせて身体で見せる「せきをしてもひとり」、揺れる舞台装置の上で踊る「船乗りたち」、動物が演劇をしているようにも見えるダンス作品「動物の演劇」などがある。2004年京都芸術センター舞台芸術賞受賞。日本のみならず、世界各地での公演も行っており、2007年ライブ・アーツ・イン・バンコク(タイ)、2008年クンステン・フェスティバル・デザール(ベルギー)、2009年イスタンブール国際コンテンポラリーダンス・パフォーマンスフェスティバル(トルコ)などにて作品を上演。2010年2月には、ポストメインストリーム・パフォーミング・アーツ・フェスティバル(東京)に出演、同年4月には横浜STスポットにて、『大洪水』を発表。
【i.e. project / INDIVIDUA-RHYTHM, ENTIRE-RHYTHM PROJECT】
「演劇」や「ダンス」という表現が「舞台芸術」という全体を。パフォーマーやスタッフワーク、空間が一つの「作品」という全体を。そうして出来上がった「作品」が私たち「個」に与える影響。そういった当たり前のことを疑うことからはじめ、真っ向勝負を挑み続けるアーティストたちが見据えているモノを探求するプロジェクト。01ではダンス、演劇のジャンルを超えたワークショップを展開、02は関西を拠点に活躍する振付家山下残の新作公演。03では新進振付家として注目される酒井幸菜の2つの異なる空間に対峙する新作公演を行った。05では、昨今その活動が注目を浴びている若手音楽家・鈴木優人が主宰する、古楽と現代音楽を自在に演奏するアンサンブル・ジェネシスと神村恵によるダンスのコラボレーション公演を予定。