中村明一は彼の尺八を持って、全国的に、多方面にわたって活躍する。演劇とのコラボレーション、ジャズ、虚無僧尺八演奏会など。
テレビ出演も多く、最近では、声、呼吸、倍音についての研究が多岐にわたって紹介された。
その中村明一の「虚無僧尺八の世界」のリサイタル、第16回が、東京、津田ホール(JR中央線 千駄ヶ谷駅下車)が、行われる。
2008年の第15回目リサイタル「京都の尺八」から、待ち望まれてきた第16回は、「江戸の尺八、鹿の遠音」と題し、琴古流だけのものを、中村明一が舞台にあげる。
ホールも尺八独演会にふさわしい会場を自ら足を運んで決めた。
「尺八は日本語の発音と共に発展してきた」と中村明一氏は言う。
尺八のさまざまな倍音の混じり合いは、私達の心の核に響く。
この歴史的にも稀有で貴重な演奏会は、時空を超えて共感を呼ぶだろう。
能、狂言のように、時空が拡がり、境がなくなり、そこにないものが見える世界を、音で体験、体感していただけることだろう。
ぜひ、遠方からもいらしていただきたいコンサートだ。
2013年10月15日(火)18時30分開場 19時開演
津田ホール(JR千駄ヶ谷駅下車 中央線各駅停車)
チケット 前売り4,000円 当日4,500円 全指定席
主催:オフィス・サウンド・ポット
http://kokoo.com後援:公益(財)日本伝統文化振興財団
チケット取扱い:津田ホールチケットセンター 03-5355-1299(10:00-18:00 土日祝休業)☆チケットぴあ 0570-02-9999[P-コード209-336]
問い合わせ:オフィス・サウンド・ポット 03-5374-8373
soundpot3@gmail.com