世界の人気アーティストが豪華競演する都市型フェス「SUMMER SONIC 2013」。今年もWOWOWでの生放送が決定し、そのMCを俳優の城田優が2年連続務めることになった。自身も音楽活動を行ない、9月からはミュージカル舞台「ロミオ&ジュリエット」で主演することも決定している彼に「SUMMER SONIC 2013」にかける意気込みを聞いた。
「司会の仕事を本格的にしたのは、去年の『SUMMER SONIC 2012』が初めてだったんです。最大級の夏フェスの現場でアーティストと直に話したりインタビューをしたりするなんて、なかなかできない体験でしたね。ひとりの音楽ファンとしても、会場で生の音楽を聴いて、感情を強く揺り動かされました。RIHANNA(リアーナ)やKE$HA(ケシャ)のライブも忘れられないけれど、一番衝撃を受けたのはADAM LAMBERT(アダム・ランバート)。圧倒的な存在感と歌唱力でCDの音源を超えてくる。自分と同世代の人だけに悔しいような気すらしました(笑)」
今年もヘッドライナーのMETALLICA(メタリカ)とMUSE(ミューズ)を始め、ワールドチャートを賑わせる大物たちが来日し、貴重なパフォーマンスを見せる。
「本当に楽しみです。それにLINKIN PARK(リンキン・パーク)も来ますよね。彼らが09年、SUMMER SONICに出たときも会場に観に行ったんです。そのときはオーディエンスのひとりだったのに、今回はMCとして見られるんですね。チェスター・ベニントンの声がとにかく素晴らしいけれど、ヴォーカルとしての力はONE OK ROCKのTakaも負けてないと思っていて。同じマリン・ステージに立ってフレッシュな勢いで対抗してくれると期待しています。個人的にTakaは友人でもあるので楽しみですね」
MCで組むことになる住吉美紀とは初対面。いったいどんなコンビネーションになるのか?
「住吉さんは司会のエキスパートで僕はまだ新人ですから、僕が会場の熱さを興奮のままに伝えられたら、良い化学反応が起こるんじゃないかな。テレビの前で見てくれる人は、サッカーW杯のパブリック・ビューイングみたいにアゲアゲで盛り上がってほしいですね。ぜひ良いスピーカーで、ご近所迷惑にならない程度にボリュームを大きくして、好きな人と一緒に好きな音楽をめいっぱい楽しんでほしい。でも、逆にひとりでヘッドホンをしてフェスの臨場感に浸るという楽しみ方もアリだと思います。僕も去年は初めてだった上に本番中に高熱を出してしまったので、今年はぜひリベンジというか余裕をもって長い生放送を楽しみたいです」
去年得た経験値を今年のMCで発揮したいという城田優。彼ならではの視聴者への“届け方”に注目だ。
<ラインナップ>
▼8/9 22:30「SONICMANIA 2013」MC:城田優
▼8/10 15:00「SUMMER SONIC 2013 DAY-1」MC:城田優
▼8/11 15:00 WOWOW「SUMMER SONIC 2013 DAY-2」MC:城田優
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