アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は、今年、20 周年を迎える社団法人日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)<東京都文京区/チェアマン:大東和美>とタイアップし、スポーツの持つ力を、映像を使って、より多くの方にお届けする映画プログラム「フットボールプログラム」を設立します。
今回のタイアップでは、“フットボール”をテーマにしたショートフィルムを世界中から集め、6 月16 日(木)より開催される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」にて特別上映をいたします。フットボールをモチーフに描かれる人間模様やドラマの数々は、Jリーグが考える「スポーツの持つ力」をより多くの方に伝えていきます。なお、Jリーグとのタイアップは、来年度以降についても継続し、実施していく予定です。
<プログラム設立の経緯>
今回タイアップするJリーグは、1991 年の設立以来、いつの時代も、豊かなスポーツ文化の醸成を目指し活動してきました。この度、節目の年を迎えるにあたり、設立当初からJリーグが掲げてきた理念をより多くの方々に伝えるために、新たな分野の活動へのチャレンジとして「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」に、「フットボールプログラム」を新設する運びとなりました。
■タイアップ企画概要
○企画名:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア フットボールプログラム presented by Jリーグ
○企画内容:
1.スポーツが持つ力をテーマにした、フットボールがモチーフとして登場するショートフィルムの上映(世界6カ国から7〜8作品を予定)
2.「フットボールプログラム presented by Jリーグ」特設サイトにて特別ショートフィルムを限定無料配信 期間:5月11日〜8月31日
(
http://www.shortshorts.org/2011/ja/jleague/index.html)■「フットボールプログラム presented by Jリーグ」上映スケジュール
日時/会場:
6月17日(金)11:15〜13:05 表参道ヒルズ スペース オー
6月18日(土)28:20〜30:00 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(オールナイト上映)
6月19日(日)12:50〜14:40 ブリリア ショートショート シアター(横浜みなとみらい)
■コメント
○Jリーグチェアマン 大東和美
東日本大震災により、被災された皆様に対し心よりお見舞い申し上げます。本年より3 年間、Jリーグは設立20 年、来年は最初の公式試合であるJリーグヤマザキナビスコカップ20 回目の開催、さらに2013 年はJリーグ開幕から20 年と、節目の年を迎えます。これにあたり、Jリーグが設立時より、伝え続けてきた「スポーツを通じたより豊かな社会・文化づくり」をより強化していくため、新たな分野の活動にチャレンジすべく「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」に、「フットボールプログラム」を新設することといたしました。「フットボールプログラム」を通じて、一人でも多くの皆さまにサッカーが持つ
素晴らしさを知っていただくとともに、フットボールが世界をつなぐ懸け橋(きっかけ)となることを願っております。
○ショートショート フィルムフェスティバル & アジア代表 別所哲也
この度の東日本大震災により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と、一日も早い復旧と復興を心よりお祈りします。
Jリーグ20周年を記念してスタートすることになった特別プログラム「フットボールプログラム supported by Jリーグ」では、世界中から集めた、フットボールをキーワードにしたショートフィルムを上映します。フットボールがつなぐ友情、平和、恋心、家族への愛・・・。ドラマの数々は人々の心を力強く感動させます。このプロジェクトを立ち上げるにあたり、フットボールに寄せる関心や期待の大きさも、改めて感じています。今だからこそ、フットボールが持つ力をショートフィルムを通じてメッセージとして発信し、一人でも多くの方々に届けていきたいと思います。
■参考:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(
www.shortshorts.org)米国アカデミー賞公認、日本発アジア最大級の国際短編映画祭。1999年、東京原宿で映像王国ハリウッドに集まったショートフィルムを紹介する映画祭としてスタートして以来、名監督の初期短編映画や、若手映像作家が産み出した作品など、毎年4000本以上にも及ぶ作品が、世界50以上の国や地域からよせられ、のべ14万人を動員するイベントです。これまでに、ロサンゼルス、シンガポール、ミャンマー、などでも開催され、2010年にはマレーシアでも開催。「日本生まれ」の映画祭が海外に展開される「ユニークな映画祭」として注目を集めています。また審査員には、大沢たかお、押井守、奥田瑛二、崔洋一、デーブ・スペクター、武田双雲、竹中直人、土屋アンナ、寺島しのぶ、野口健、堀北真希、村上龍、桃井かおり、山田優など多彩な顔ぶれをお迎えし、様々な視点から審査をして頂いています。
2004年には、米国アカデミー賞の公認映画祭として認定を受け、本映画祭でグランプリを獲得した作品は、次年度米国アカデミー賞のノミネート対象となります。また同年10月、石原慎太郎都知事の提案の下、「東京都を拠点とするアジア映像文化のショーケースを設ける映画祭」として「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」の兄弟映画祭として開催。日本で初めての、アジア諸国のショートフィルムを紹介する映画祭としてスタートしました。現在は、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」として、毎年同時開催を行っています。
また、映画祭開催初年度から毎年ジョージ・ルーカス監督に応援いただくなど、世界中の映画人から愛される映画祭として成長を遂げてきました。本映画祭参加監督には、今や米国アカデミー賞ノミネート監督として名高いジェイソン・ライトマン監督や、「カンフーパンダ」などPixarで活躍するマーク・オズボーン監督、シンガポールの新鋭、「881 歌え!パパイヤ」のロイストン・タン監督などがおり、今や第一線で活躍する監督も続々と輩出しています。
■ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011 開催概要
会場:表参道ヒルズ スペース オー (東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ本館地下3F )
日程:2011年6月16日(木)〜19日(日)
会場:ラフォーレミュージアム原宿 (東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F )
日程: 2011年6月22日(水)〜26日(日)
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(オールナイト上映) (東京都港区六本木6-10-2 けやき坂コンプレックス)
日程:2011年6月17日(金)・18日(土)
会場:シネマート新宿(3D部門上映) (東京都新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル6・7F)
日程:2011年6月17日(金)〜24日(金)
会場:ブリリア ショートショート シアター(横浜開催) (横浜市西区みなとみらい5-3-1フィルミー2F)
日程:2011年6月18日(土)〜26日(日)
※映画祭オフィシャルHPは5月中旬にオープン予定 (
www.shortshorts.org/2011/)※チケットは5月14日(土)より発売開始
※オープニングイベントは6月16日(木)、アワードセレモニーは6月26日(日)に行われます。
完全招待制のため、チケットは販売致しません。
■上映作品一覧 (一部抜粋)
「ロナウド/Ronald」
(Jan Mettler & Jan-Eric Mack/スイス/6:00/2010)
スター選手になりたい少年…今日の相手は?
『リトルダンサー』『愛を読む人』のスティーブン・ダルドリー監督作品
「パパの思い出/Eight」
(Stephen Daldry/イギリス/13:00/1998)
ジョナサンはサッカーとリバプールFCが大好き。将来の夢はマイケル・オーウェンのような選手になること!だけどお母さんはジョナサンがサッカーに夢中なことを快く思っていないみたいいで、お父さんのこともあまり話してくれない。
「サッカーと友情/Bagatelle」
(Ben Adler/フランス・イギリス/8:30/2008)
パリの街中でサッカーが出来る場所を探すのは一苦労。ようやく見つけた場所で国際色豊かなグループがサッカーを始めようとするが、邪魔がはいる、それはローカルなパリっ子たち。
「恋の延長戦/Extra Time」
(Margherita Ferri/イタリア/5:00/2004)
サッカー場でなら言えるのに…-ロッコとロセッラ、少し痛い!?恋物語。
「パンイーFC/Panyee FC」
(THE GLUE SOCIETY/オーストラリア・タイ/5:00/2010)
タイのサッカーチームの実話。タイ南部のパンイー島は海に浮かぶ水上集落の島。そこに住む子供たちは、1986年のメキシコワールドカップに影響され、サッカーをする場所がない島でチームを作ることに。
第73回(2000)米国アカデミー賞短編実写部門ノミネート作品
「サッカーストーリー/Soccer Story」
(Paulo Machline/ブラジル/22:00/1998)
ブラジルの小さな街でストリートサッカーをしていた1950年代頃を懐かしく思い出す老人。彼の仲間の一人には、後にサッカー界伝説の男がいた。
「オフサイド/Offside」
(Leanna Creel /アメリカ/13:00/2000)
英独両軍が睨み合う最前線に飛び出した、一個のサッカーボール。第一次大戦中の1914年のクリスマスにあった本当の話。