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第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン・グランプリ作品決定

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通常 第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン・グランプリ作品決定

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013/3/12 13:41
ゲスト 
3月8日(金)〜10日(日)、第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパンが開催。初日にはオープニング・セレモニーが、10日には授賞式が行われ、グランプリ作品が発表に。グランプリに輝いた4作品は4月24日〜28日(US時間)に開催される第13回ビバリーヒルズ映画祭(US)に合わせArclight Hollywoodにて企画上映され、さらにファイナル・グランプリを受賞した「イエローキッド」はビバリーヒルズ映画祭(US本選)の外国映画部門に出品となります。

ビバリーヒルズ映画祭(BEVERLY HILLS FILM FESTIVAL=BHFF)はその歴史は若いながらも、新しい映画のショーケースの場、またグローバルに活躍する映画製作・配給会社のVIPたちとクリエイターとを結ぶ場として毎年定評を受けている国際映画祭です。今年13回目を迎える本映画祭に、新たに日本部門の開設が決定。3月8日(金)からの3日間、第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパンが開催されました。

8日(金)には都内会場にてオープニング・セレモニーが行われ、柏原収史さん(俳優)と田中美里さん(俳優)が司会を務める中、レッドカーペットには長編部門に出品の『うさぎ』に出演されている小澤征悦さんほかエントリー作品のスタッフやキャストが登場。山本優希さん(モデル)、鶴田さやかさん(ジャズシンガー)ら特別ゲストの方々から祝福のコメントも寄せられ、約100名の観客の皆さんと華やかなスタートを切りました。

そして10日(日)はいよいよ授賞式。まずBHFFジャパンプレジデント/CEOの大和田廣樹より「すべての部門について、良い作品が集まり、幸せな気持ちでいっぱいです。アメリカはもちろん、どこに持っていっても恥ずかしくない作品が出揃いました。参加者の皆さんに感謝したい」との挨拶でスタートし、グランプリ作品の発表が行われました。受賞結果は以下のとおり。



▼グランプリ受賞作品(各部門1作品)
長編部門:「イエローキッド」
短編部門:「5 windows」
長編ドキュメンタリー部門:「はだしのゲンが見たヒロシマ」
長編アニメーション部門:「HELLS」

▼ファイナル・グランプリ作品(グランプリの中のグランプリ)
長編部門:「イエローキッド」



【グランプリ作品について】
長編部門:「イエローキッド」
Director:真利子哲也 Editor:平田竜馬 Producer:原尭志
Cast:遠藤要/ 岩瀬亮/ 波岡一喜/ 町田マリー/ 玉井英棋/ でんでん/ 三浦力/ 小野敦子/ 酒井健太郎/ 吉増裕士/ 中島朋人/ 内木英二
認知症を患った祖母と二人きりで貧しい暮らしを送っているボクサー志望の青年田村。「イエローキッド」というタイトルの新作マンガを描く気鋭のマンガ家服部。服部が田村を「イエローキッド」の主役のキャラクターモデルに決めたことで、彼らの日常は激しく動き出していく。服部はかつての恋人麻奈が、新作マンガの敵対するキャラクター「ブラッディ・サン」のモデルとしていた三国の子供を妊娠したことを知り、三国に対する憎悪が沸騰する。そんなある日、服部は妙なことに気がつく。田村の行動が自分の描いたマンガの物語通りになっているのだ。服部はもしや田村が「ブラッディ・サン」こと三国を殺そうと考えているのでは…と疑い始める。

短編部門:「5 windows」
Director:瀬田なつき
Editor:瀬田なつき
Producer:汐田海平
Cast:中村ゆりか/ 斉藤陽一郎/ 長尾寧音/ 染谷将太
夏のある日。黄金町に居合わせたリク、トモオ、ヨシクラ、ユキ。それぞれの目線から語る4つの「あの日、14時50分」。そして5つ目、いつしか4人は橋の上で小さくすれ違う。交錯するその瞬間、それぞれの過去と未来、幻想、記憶、そしてあったかもしれない現在が複雑に絡み合う。

長編ドキュメンタリー部門:「はだしのゲンが見たヒロシマ」
Director:石田優子
Editor:大重祐二
Producer:山上徹二郎/渡部久仁子
Cast:中沢啓治
中沢啓治が自身の生い立ち、広島での被爆体験から「はだしのゲン」を描くまでの半生を語る。戦争や原爆の恐ろしさと同時に、命の大切さやかけがえのない家族への思いを伝える。

長編アニメーション部門:「HELLS」
Director:山川吉
Editor:木村佳
Producer:マッドハウス
Cast:福圓美里/ 沢城みゆき/ 岸尾だいすけ/ 木内秀信/ チョー/ 野沢雅子/ 立木文彦
ひょんなことから地獄行きとなったヒロイン・天鐘りんねが、地獄の学校“三途ノ川学園”で落ちこぼれクラスメイトたちと仲良くなりながら元気だけを頼りに元の世界へ戻ろうと奮闘するさまをエネルギッシュに描く。



<受賞者コメント>
・「はだしのゲンが見たヒロシマ」プロデューサー:渡部久仁子さん
ニューヨーク平和映画祭のため監督に代わり受け取らせて頂きました。この作品は残念ながら昨年末に亡くなられた中沢啓治さんの、広島の経験を世界中の人に伝えたい、との思いを元に製作致しました。このBHFFでまたビバリーヒルズにて上映していただけるとのこと。L.A.の皆さんに広島を知ってもらえるきっかけになってもらえれば嬉しいです。

・「HELLS」製作:マッドハウスより専務取締役・加藤征一郎さん
マッドハウスは40年以上アニメーション映画会社として活動してきました。倒産の危機なども経験し、厳しい状況ではありますが、この映画祭をきっかけにぜひアメリカでも知ってもらいたいと思い応募させていただきました。

・「イエローキッド」監督:真利子哲也さん
長編映画はこの作品以降撮れていないのですが、この映画祭をきっかけに、ようやく自分のものになったという気持ちです。これからももっとがんばりたいと思います。ありがとうございます!
▼「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」オフィシャルサイト
http://www.beverlyhillsfilmfestival.jp/
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