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TBS・講談社第3回ドラマ原作大賞 大山淳子『猫弁〜死体の身代金〜』
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TBS・講談社第3回ドラマ原作大賞 大山淳子『猫弁〜死体の身代金〜』
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投稿日時 2011/3/6 15:28
ゲスト
株式会社東京放送ホールディングス(以下、「TBS HD」)と株式会社講談社(以下、「講談社」)は、「第3回ドラマ原作大賞」の受賞作品を決定、28日赤坂・TBS放送センターで行われた授賞式で大賞には、大山淳子さん(49歳・おおやまじゅんこ・東京)の『猫弁〜死体の身代金〜』(ねこべん〜したいのみのしろきん〜)が選ばれた。
猫でいっぱいの事務所を構える天才弁護士・百瀬太郎が、前代未聞の霊柩車ジャックの謎に迫る、ハートフルなコメディタッチ・ミステリーで、次々に登場する魅力的なキャラクターや、猫弁護士事務所で次から次へと起こる小さな出来事が、ラストシーンで一気に収束し、素晴らしい読後感を与える作品だ。
講評として講談社文芸局次長兼文庫出版部長国兼秀二(くにかねしゅうじ)氏は、「最終選考会は5分ほどでほぼ満場一致で決まった。本当に面白かったです。なるべく早い時期に単行本にしたい。」、TBSテレビ(以下、「TBS」)ドラマ制作センタープロデューサー北川雅一も「一見犯罪小説で、親子の情愛小説で、恋愛小説。ジャンルを飛び越えたこのような作品は本当に才能のある人にしか書けない。みんな不器用ながらも前に向かって生きているキャラクター造形にも成功している。読者の背中を明日に向かって押してくれる、明るい気持ちになる作品。一日も早くドラマ化して多くの人に見てもらいたい。」と述べた。
大山さんは2004年からシナリオの勉強を始め、2006年には映画脚本「三日月夜話」で城戸賞入選。その後複数の映画企画に参加し、プロットや検討台本を執筆。小説は2009年から書き始め、今作品も昨年書いた10作品のうちのひとつ。
受賞後、大山さんは「本当に夢のよう。有難うございました。私の全身全霊を込めた作品でしたが、世の中に受け入れられるか不安でした。最後まで読めば元気になってもらえる自信があります。どんな風に生きている人にも楽しめる作品だと思うので、是非読んでください。」と涙ぐみながら喜びを語った。
TBS HDと講談社は、互いのメディアを活かしたコンテンツ・コラボレーションプロジェクトを進めており、2010年には『新参者』、『ヤンキー君とメガネちゃん』、『特上カバチ!!』など、講談社が刊行する書籍・コミックを原作にTBSがテレビドラマを制作して注目を集めた。
「ドラマ原作大賞」は、このプロジェクトの一環として、ジャンルにとらわれず映像化に向けた「ドラマ原作になる小説」を広く募集し、出版社と放送局によるマルチウィンドウ展開を意識した原作小説の発掘を目指している。第1回受賞作品『被取締役(とりしまられやく)新入社員』は、2008年3月に刊行され、テレビドラマを放送、4月にはラジオドラマ化された。第2回受賞作品『記憶の海』は、2010年3月に刊行され、テレビドラマ、ラジオドラマを放送した。 第3回となる今回は、2010年3月1日から10月31日まで募集を行ない、日本全国及び海外在住の10代〜80歳代までの幅広い層より、570作品の応募があった。選考は、講談社の書籍編集者とTBSのドラマプロデューサーらがそれぞれのメディアの特性を踏まえて議論を重ねていった。
大賞に輝いた『猫弁〜死体の身代金〜』は、1年を目処に講談社が書籍を刊行し、TBSがテレビ・ラジオドラマ化する。
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