文学座12月アトリエの会『海の眼鏡』
その眼鏡をかけると海の底がよく見えた・・・
哀しみと苦しみがゆらゆらと揺れていた。
そのどれもが憎らしく、そのどれもが愛おしい。
かつて海女で有名だった海沿いの町。町おこしのための海女センター建設の計画が持ち上がり、立ち退きを要求されている潰れた水族館がある。そこは海女を引退した御厨睦子の住居で、彼女は立ち退きに反対し、ここに篭城している。
そんな睦子の元に訪れたのは、町おこしの海女グランプリに選ばれた孫娘のほのかと、かつては有能な海女専門の水中眼鏡職人で睦子と付き合いのある重治であった
二人は説得するが睦子は応じず…次第に重治はほのかと共に加勢をすることになる。
それぞれの思惑が渦巻き、家族を巻き込んだ戦いの日々が始まるのだった。
とある夜、睦子は水族館の中に見知らぬ海女が現れたと重治に言い始める。これが睦子の幻覚の始まりであった…。
町はずれの潰れた水族館を舞台に繰り広げられる青春と狂気、あの懐かしい日々が蘇る。
2012年2012年12月8日(土)~22日(土)信濃町・文学座アトリエ
作
東 憲司
演出
高橋正徳
出演
新橋耐子
富沢亜古
山崎美貴
藤﨑あかね
鈴木亜希子
吉野実紗
千田美智子
増岡裕子
坂口芳貞
石田圭祐
横山祥二
横田栄司
櫻井章喜
神野 崇
斉藤祐一
スタッフ
美術/乘峯雅寛
照明/阪口美和
音響効果/原島正治
衣裳/山下和美
舞台監督/加瀬幸恵
制作/佐藤竜太郎
票券/鈴木美幸
フライヤーデザイン/京(kyo.designworks)
写真/松本桃子
10月26日より前売開始!
入場料<全席指定税込>
前売一般:4,000円
当日:4,300円 当日券は開演の3時間前より、03-3353-3566(文学座当日券申込専用)でご予約を承ります
ユースチケット:2,500円 25歳以下/文学座のみの取り扱い ご観劇当日、年齢確認できるものをご持参下さい
東憲司セット券:6,500円(『泳ぐ機関車』指定席) 劇団桟敷童子 最新作『泳ぐ機関車』(12月13日~25日すみだパーク倉)とセットでご購入いただけるチケットです。文学座のみの取り扱い
6,000円(『泳ぐ機関車』自由席)
※東憲司セット券のみ10月13日(土)~11月30日(金)の期間限定、数量限定発売
チケット取り扱い
文学座チケット専用 0120-481034 シバイヲミヨー(10:00~17:30/日・祝除く)
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 423-564)
e+
http://eplus.jp/bungakuza/ (PC・携帯共通)パソコンで座席が選べます
文学座HP
http://www.bungakuza.com (Gettiiより)
お問合せ:文学座 03(3351)7265(10:00~18:00/日・祝除く)
スケジュール
*未就学児のご入場はご遠慮ください。
*車イスでご来場のお客様は、必ずご観劇前日までにご購入席番を文学座までご連絡下さい。