日本全国で民話として語り継がれる2人の姉弟、安寿と厨子王のお話。福島市は彼らの母の故郷。弁天山には彼らが生まれ育った「椿館(つばきだて)」があったと言われています。
森鴎外の小説が有名ですが、本公演では、その小説の基となった説経節の「さんせふ太夫」をベースに、福島県内各地で語り継がれている伝承を交えてお届けします。
子どもたちはもちろん、大人の皆さんも勿論楽しんでいただける作品として創作中です!
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劇団120◯EN 第31回公演
『あんじゅとずしおう』-説経節 さんせう太夫より-
脚本・演出:清野和也
■日程
5月8日(土)14:00開演
5月9日(日)11:00開演
■会場
福島テルサFTホール
■入場料
無料
※各回定員170名
※席数に限りがあります。事前のご予約をお勧めします。
★詳細・ご予約はこちらから
https://120en.com/next/31th/出演=鈴木優斗、奈良夏妃、佐川翔、霜山亜美、本田真也
【物語】
平安時代の終わりごろ。
陸奥国の国守・平正氏が無実の罪で
故郷から遠く離れた町へと追いやられてしまいます。
残された娘の安寿(あんじゅ)と、弟の厨子王(ずしおう)は、
母と一緒に、大切な父に会うために、旅にでます。
しかし、旅の途中で悪い人たちに騙されて、
母とも離ればなれになってしまい・・・。
それでも安寿と厨子王は手を取り合い、
再び父と母に会うために運命に立ちむかいます。