横浜の小劇場STスポット今年25周年を迎えました。現在、STスポット開館25周年記念事業として夏~秋にかけて断続的に行われるダンス公演 『ST25D』の真っ最中です。
popなもの、キッチュなもの、じっとりしたもの、まったりしたもの、、、いろいろあります。それぞれが各々の身体、そしてこの空間にじっくり向合い自らの表現を確立していきます。
『ST25D』公演一覧はこちら →
http://stspot.jp/news/20120615.html ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
N.N.N.3
2組から3組の3人以上のグループ作品を公募し、企画チームで公演作品を選出する 若手発掘の本企画も、はや三回目。ダンスってなんじゃらほい。
ぜひご高覧ください。
■日時:2012/8/3(金)~8/5(日)
8/3(金)20:00 ※ゲスト:平原慎太郎(Organ Works)
8/4(土)15:00/19:00 ※ゲスト:大倉摩矢子
8/5(日)15:00/19:00 ※ゲスト:白神ももこ
■会場:STスポット
〒220-0004 横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1
横浜駅から徒歩5分。
■チケット(全席自由)
前売¥2,000 当日¥2,200 学生¥1,800
「ST25D」3演目セット券¥5,000(要日時指定)
高校生以下無料(要予約)
※前売学生券及び高校生以下の方は当日学生証をご提示下さい。
予約フォーム:
http://www.stspot.jp/ticket/nnn3/ TEL:045-325-0411 Mail:
tickets@stspot.jp
■お問い合せ:STスポット
TEL:045-325-0411 Mail:
mail@stspot.jp URL:
http://stspot.jp
■スタッフ
舞台監督:森山香緒梨 音響:泉田雄太
照明:しもだめぐみ 撮影:金子愛帆
宣伝美術:高田真希
□出演者詳細
○京極朋彦ダンス企画 『talking about it』
[振付・構成] 京極朋彦
[出演] 京極朋彦 倉田翠 竹内英明 松尾恵美
[音楽] 玄済一
声も、言葉も、喉の奥のかすかに震えるその運動さえも、もはや「それ」を語る以前に、すでに多くを語っている。
話すという行為の中で、その意味や内容に着地する前の、まだどこにも拠らず漂う、柔らかな部分。
「それ」を語ることよりも雄弁で、語ろうとする「それ」について、まだ何一つ知らない自由。
現れては消える身振りやしぐさは、それについて語ろうとする試みからこぼれて、ゆく当てのない筏の上で孤独に漂っている。
[PROFILE]
・京極朋彦ダンス企画
京都を拠点に活動するダンサー・振付家の京極朋彦が、自身の卒業した京都造形芸術大学、映像・舞台芸術学科、舞台芸術コースの卒業生と共に結成したダンスカンパニー。振付、演出を担当する京極とダンサー3名、音楽家による共同作業によって作品を制作。2012年KYOTO DANCE CREATIONにて新作を発表、横浜にて再演。
・京極朋彦 Tomohiko Kyogoku(ダンサー・振付家)
1984年12月1日生まれ。07年京都造形芸術大学、映像・舞台芸術学科、舞台芸術コース卒業。在学中、太田省吾、山田せつ子らに師事。京都を拠点に国内外問わず様々な作品に参加。卒業制作『鈍突』は学科最優秀賞を受賞。2010年に発表されたソロダンス『カイロー』は京都、東京、横浜で再演される。2012年「京極朋彦ダンス企画」を設立。同時に、京都アトリエ劇研と共催し、若手振付家の作品発表の場としてKYOTO DANCE CREATIONを立ち上げる。
・倉田翠 Midori Kurata(ダンサー・振付家)
3歳よりクラシックバレエ、モダンバレエを始める。2006年に京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科に入学。2008年ダンスパフォーマンスグループ「akakilike」を結成。演出、振付けを行う。また、モデルとしてファッションショーなどにも出演する。卒業制作『とんでもないお座りくださいどうぞ想定内でしょう(2010年)』で学長賞を受賞。第26回 国民文化祭・京都2011 まゆまろチャレンジ事業 すごいダンスin 府庁、実行委員長。
・竹内英明 Hideaki Takeuchi(ダンサー)
1981年高知県生まれ。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科舞台コース卒業。これまでに山田せつ子、桑折現、きたまり、杉原邦生らの作品に出演。近年ではdots experimental performance project「手紙/断章/往復させる、折りたたむ」、双子の未亡人「Groundless-ground(s)」、白井剛「静物画-still life」に出演。
・松尾恵美 Emi Matsuo(ダンサー)
1984年生まれ。三歳よりクラシックバレエを習う。2006年に京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科に入学し、山田せつ子・寺田みさ子・伊藤キムらに師事。これまでにきたまり・倉田翠・竹ち代毬也演出の作品にダンサーとして参加。卒業後はフリーに活動。2011年八月に初のソロ作品『羅列する』を上演。
・玄済一 Gen seiichi(音楽家)
2006年からa snore.と言うバンドを始め、現在はsoloでも活動しています。また、夕暮れ社弱男ユニットや、コンテンポラリーダンスの音響もしています。
http://soundcloud.com/seiichigen http://www.a-snore.info/ ○ピグマリオン効果『からぶれかけて男の子女の子』
[出演] 志村知晴、坂藤加菜、早崎加恋、神谷峻輔
男の子、女の子、ご飯を食べたり、鼻くそをほじったり、誘惑をしたり、全てはあるあるに包まれているけれど、どうにもやはり日々は不条理
[PROFILE]
・ピグマリオン効果
武蔵野美術大学映像学科2年、女の子男の子3:1で構成されたパフォーマンスユニット。
未知で、未熟で、白昼夢
本公演のために結成された全く違う個性達の集合体
4人自身の持つ映像、音楽技術またシュールさを出し合いパフォーマンスを探る。
・志村知晴
武蔵野美術大学映像学科2年在学。
映像制作を中心に活動中。油絵への活動も進める。大学から舞台、演劇に強く興味を持ちモダンダンス、コンテンポラリーダンスを始め、映像との融合も試みる。千代田芸術祭2011パフォーマンス部門出演
・坂藤加菜
武蔵野美術大学映像学科2年在学。
高校から菅尾なぎさのWSへ参加するなどダンスへの興味を発揮する。また、写真へも活動を広げる。
・早崎加恋
武蔵野美術大学映像学科2年在学。幼少期から新体操を始め、加えて器械体操、JAZZダンスを習う。
・神谷峻輔
武蔵野美術大学2年在学。ダンスの経験はないが幼少期に空手と水泳を習う。大学では写真を学ぶ傍らバンド活動も行っており幅広く活動。パフォーマンスやダンスへの興味から参加を決意。また漫画を大変好み、自身でも出版している。
□ゲスト
8月3日(金)
○平原慎太郎(Organ Works)
1981年北海道生まれ。クラシックバレエHip Hopやコンテンポラリーダンスのキャリアを経て現在に至る。04年から07年までNoismに所属。その後フリーランスに転身。その後は北海道を中心に「瞬 project」、植真太郎、柳本雅寛らと「C/ompany」、近藤良平主宰「コンドルズ」として日本のダンス界を縦横無尽に駆け回る。また舞台の活動の他、ミュージシャンとのセッション、能楽師津村禮次郎との共作や歌手のミュージックビデオなどにも出演。振付家としての活動も活発化し最近は年に3本程度新作を発表している。一方、楽曲制作や映像制作も行い自作品ではそれを用いる場合が多い。またWS講師としても活動。北海道では参加者がWSから派生させた独自の活動を展開している。2011年KIMDC振付家賞受賞。
8月4日(土)
○大倉摩矢子
1977年 岡山市生まれ。1999年より舞踏家大森政秀(天狼星堂主宰)に師事し、天狼星堂舞踏公演に出演している。2001年よりソロ活動も始め、劇場の他にも野外、美容室、美術館等でも踊る。2002年 ラボ20#13(STスポット)にてラボ・アワード受賞。2004年 第35回舞踊批評家協会賞新人賞を受賞。自分のからだと内面を見つめる舞踏は圧倒的な存在感を持っている。
8月5日(日)
○白神もも子[振付家・演出家・ダンサー]
モモンガ・コンプレックス主宰。幼いころよりバレエを始めるが、なぜか続いたもはいいもののとくにぱっとしないまま今に至る。そのぱっとしない感が意図せず作品にしっかり投影されているのが特徴。ダンス・パフォーマンス的グループ モモンガ・コンプレックスでは全作品の構成・振付・演出を担当している。近年は岡崎藝術座の神里雄大とのユニット鰰[hatahata] としてもたまに活動している。
企画制作:STスポット
監修:KENTARO!!
主催:NPO法人STスポット横浜
共催:横浜市 横浜アーツフェスティバル実行委員会
助成:芸術文化振興基金 公益財団法人アサヒビール芸術文化財団
特別協力:急な坂スタジオ