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『第二十八回 能楽金春祭り』 8月1日〜7日銀座金春通りにて開催

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通常 『第二十八回 能楽金春祭り』 8月1日〜7日銀座金春通りにて開催

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012/7/10 19:07
管理人A  管理人   投稿数: 3154
公益社団法人金春円満井会(理事長 高橋 汎)、銀座金春通り会(会長 平塚 彦太郎)は、8月1日(水)〜7日(火)にかけて
「第28回 能楽金春祭り」を開催致します。
「能楽金春祭り」は、江戸文化を継承すべく昭和60年よりはじまり、銀座夏の風物詩として28回目を迎えました。
今年は8月1日〜4日にかけて、無料で能楽体験講座が開かれ、8月7日の最終日には金春通りで奉納能が披露されます。演目はいずれも国土安全、天下泰平を祈る曲となっております。
日本の伝統芸能であり、ユネスコ無形文化財に指定される「能楽」を身近に体感できる、年に1度のお祭りとなります。是非貴メディアで取り上げくださいますよう、ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。

○概要
開催日時  :2012年8月1日(水)〜7日(火)
開催場所  :銀座8丁目 銀座金春通り
主催     :(公社)金春円満井会/銀座金春通り会
後援     :東京都/中央区/中央区教育委員会
協賛     :銀座8丁目町会/銀座15番街
内容    :能楽体験講座(銀座8-9-15 銀座スペースオッテ)
      :能楽番組【奉納能】
      (銀座8-8-8 銀座金春通りスリーエイトビル前仮設御旅所)
アクセス  :東京メトロ銀座線 銀座駅 A1出口より徒歩5分
      :JR 山手線 新橋駅 徒歩5分


○能楽体験講座
金春流能楽師が、能の装束(しょうぞく)、仕舞(しまい)など能の世界を紹介し、体験してもらう講座を開催致します。事前申し込み制で、どなたでも体験していただけます。

日時:8月1日(水)〜4日(土)13:00〜14:30、15:00〜16:30の1日2回
会場:タチカワ銀座スペースオッテ(銀座8-9-15)※資生堂パーラー並び
※受講料無料、各回定員20名(事前にハガキ申し込み)

8月1日(水):対談『銀座金春通りと金春祭り』
        【対談者】金春安明(金春流宗家)、千谷俊夫(金春通り会 前会長)
        【司会】勝又和幸(金春通り会 副会長)
       13:00〜14:30の1回
8月2日(木):講演『金春祭りと春日若宮おん祭り』
       13:00〜14:30、15:00〜16:30の2回 【講師】金春穂高(金春流能楽師)

8月3日(金):体験講座『能装束着付け』  
       13:00〜14:30、15:00〜16:30の2回 【講師】深津洋子(金春流能楽師)

8月4日(土):体験講座『謡・仕舞』 
       13:00〜14:30、15:00〜16:30の2回 【講師】本田芳樹(金春流能楽師)

【申し込み方法】
ハガキにて申込みを受け付けます。体験希望日、時間、お名前、年齢、性別、電話番号、住所を明記の上、
〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-6 「平つか」内 能楽体験講座係」へお送りください。7月15日消印有効。
※当選者の発表はご招待状の発送(7月20日頃)をもって代えさせて頂きます。お申込み状況によっては、ご希望に添えない場合もございます。なお、個人情報につきましては、ご招待状発送に必要な情報のみ使用致します。
【講座内容についてのお問い合わせ先】
(公社)金春円満井会 東京都杉並区南荻3-18-10-202 TEL:03-3331-6714

○能楽番組(銀座金春通り奉納能)

ネオンと提灯が照らす夜の金春通りを舞台に、国土安全、天下泰平を祈る演目を披露します。

日時:8月7日(火)18:00〜19:00(入場無料)
会場:銀座8丁目 銀座金春通り スリーエイトビル前仮設御旅所
   金春通り内に、モニター(52inch)も設置。
※雨天の場合、雨儀(略式)にて演じます。
※当日午後4時より、金春通りにて座席指定券をお1人1枚配布。(枚数制限あり)
※プレス席(1社1名)もご用意してあります。(事前申し込み制)

解説           :森 瑞枝
能奉行          :矢田 美英(中央区長)
 
延命冠者(えんめいかじゃ):大蔵 千太郎
父尉(ちちのじょう)   :金春 安明
鈴之段(すずのだん)   :大蔵 吉次郎
弓矢立合(ゆみやのたちあい):金春 憲和/ 高橋 忍/ 金春 穂高


■なぜ金春通りと呼ばれているの?

銀座8丁目の中央通りより一筋西側の通りを金春通りと呼びます。江戸時代、ここに幕府より拝領した能楽金春流の屋敷があり、その広さはおよそ3000坪だったといわれています。明治時代以降、金春通り・金春芸者などに名を残し、現在に至ります。
「能楽金春祭り」は、江戸文化を継承すべく、「銀座金春通り会」と「公益社団法人 金春円満井会」がタイアップし、昭和60年に始まりました。8月7日の奉納能で演じられる番組は、いずれも1000年の古儀を誇る「奈良金春」独特の能楽であり、平和を祈願し、太平を喜ぶおめでたい曲です。
能楽以外にも、8月1日〜7日の期間中、通常新橋会館屋上に祀られている「金春稲荷」を金春通りに勧請(かんじょう)※ 致します。
この金春稲荷は芸の新橋と謡われた金春芸者(別名:新橋芸者)が守っている稲荷です。戦前まで金春通りにお社があり、お座敷に向かう前の芸者衆はお参りをしてから出かけていたそうです。  現在は、見番(金春芸者衆の組合)のビル屋上に祀られ、一般の方々は参拝出来ませんが、今回、「能楽金春祭り」の期間中のみ、地上に降りていらっしゃいます。
金春稲荷は容姿端麗もさることながら、あらゆる教養を身に付け、粋に生きる女性達の守り神となっています。また商売繁盛の御利益もあります。
※勧請(かんじょう):神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。

■扇で流派が分かるって本当?

能楽は、室町時代より足利幕府の奨励を受けて発展し、現在まで受け継がれてきた日本を代表する舞台芸術で、日本の重要無形文化財、ユネスコ重要無形文化遺産に認定されています。
能楽師には主役を務めるシテ方を中心に、ワキ方、囃子方(はやしかた)、狂言方があります。現在シテ方は金春流、観世(かんぜ)流、金剛(こんごう)流、宝生(ほうしょう)流、喜多(きた)流という五流派があり、金春流が最古の流派とされています。
この五流派は仕舞に使用する扇の文様や作りがそれぞれ決まっています。金春流は、五つの丸紋が描かれた「五星」で扇骨はまっすぐな自然の形の扇を使用します。各流派それぞれ特徴の異なる扇を使用しており、扇によって流派を見分けることが可能です。

■金春流ってなに?

金春流は能の謡や舞を担当するシテ方で、六世紀後半に活躍した秦河勝(はたのかわかつ)を遠祖とし、現宗家金春
安明が80世です。
金春という名は、能楽が大成された室町時代に鬼能に長じた毘沙王権守(びしゃおうごんのかみ)の子供が、金春権守という芸名を使ったことから生まれました。その孫は金春禅竹(こんぱるぜんちく)で、世阿弥の娘婿にあたり「拾玉得花(しゅうぎょくとくか)」「花鏡(かきょう)」といった秘伝を相伝され、「定家」「芭蕉」等の作品を遺しました。
能楽は戦国武将たちにも好まれ、豊臣秀吉や徳川家康も能を保護しました。その後も、明治維新など幾多の荒波を乗り越えて現在に至っています。
◎金春流に関する詳細
「金春円満井会ホームページ」http://homepage2.nifty.com/komparu/
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