~劇場の活性化を目指して~
さいたま舞台技術フォーラム2017
施設にシネマプロジェクターは必要か?
~「映画上映システムの過去・現在・未来」~
現在、映画業界のコンテンツは<35ミリフィルム>からデジタルデータにほぼ移行されています。配給システムにおいても、複数巻のフィルムを配送していたのが、データをコピーしたハードディスクを配送、またはメールにて送信して、専用のメディアサーバーに入れ込む作業に変わるなど、配給経路も変わってきています。また、状況によっては衛星経由で世界同時配信も可能になってきました。
今回のフォーラムでは、シネマプロジェクターと一般のプロジェクター(明るさは?・色は?)のハードウェアの違いと、DCPとブルーレイディスクのソフトウェアの違いなどを実機で投影を行い、解説・説明も行います。
また、配給方式の違いのほか、DCP、DCI、KDM、インジェストなどデジタルシネマに必要な用語などの解説も行います。
3部のパネルディスカッションでは、公共ホールでのシネマプロジェクター設置状況、映画祭の状況、シネマプロジェクター専用素材の割合などや、将来の可能性などについて討論する予定です。
約6年前には数千万円もしたシネマプロジェクターは、どんどん高画質・低価格化して、今では数百万円まで下がってきた機種もあります。シネマプロジェクターが導入されれば、映画上映以外に音楽や演劇、スポーツ中継などのライブビューイングでの利用も見込まれます。
この機会に貴館にふさわしいプロジェクターを検討してみてはいかがでしょうか。
日時:2017年1月30日(月) 13:30~17:30(受付は13:00~)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
プログラム:
1部『映画配給システムの現状と将来』
2部『シネマプロジェクターと一般のプロジェクターの違い』
3部『公共ホールでのシネマプロジェクター活用法は?』
入場無料・要事前申込み
申込方法はこちら
http://saf.or.jp/arthall/stages/detail/3900