ナショナル・シアターに次いで英国を代表する公共劇場、オールド・ヴィック劇場とヤング・ヴィック劇場では、クオリティの高い演劇作品を提供するだけでなく、エデュケーション事業を通して社会の課題に向き合っています。
学校との創作活動のほかに、地域の移民や難民、ニートの青少年、学習障害やメンタルケアが必要な人などに対応したプログラムも展開し、その効果が社会的評価を受けています。
今回のセミナーでは各劇場が実施している様々なエデュケーション・プログラムを、実践・レクチャーを交えて紹介します。
ファシリーテーターとしてのトレーニングやプログラムデザインを学ぶとともに、今後の演劇のありかたを考える機会となるでしょう。ぜひご参加下さい。
日程:
2016年11月21日 (月) ~11月27日 (日) ※24日(木)はお休み
会場:
シンフォニースペース、リハーサルルームL(27日のみ)
講師:
シャロン・カノリック Sharon Kanolik
スチュワート・メルトン Stewart Melton
<ワークショップ>
申込締切:11月11日(金) 定員:各回20名(応募者多数の場合は選考あり)
■ ワークショップA (2日間連続)
11月21日(月)、22日(火)13:30~16:30
青少年や市民との創作ワークショップ
ディバイジング/ライティング・コラボレーション
※「ディバイジング」…既存の戯曲を用いず、演出家、劇作家、俳優らが集団で作品をつくる手法。
■ ワークショップB
11月23日(水・祝)13:00~18:00
特別支援教室の子どもたちとのワークショップ・ファシリテーション
■ ワークショップC
11月25日(金)13:30~16:30
移民・難民に向けた演劇ワークショップによるアプローチについて
■ ワークショップD
11月26日(土)13:00~18:00
ストーリーテリング・パフォーマンス
■ ワークショップE
11月27日(日)10:30~13:30
アンサンブル・ムーブメント
<レクチャー>
■ レクチャーA
11月21日(月)18:30~21:00
「ヤング・ヴィック劇場&オールド・ヴィック劇場のエデュケーション・プログラム紹介」
■ レクチャーB
11月22日(火)18:30~21:00
「クリエイティブなアウトリーチ ~多様な文化的背景を持つ新規参加者を巻き込むには~」
■レクチャーC
11月25日(金)18:30~21:00
「メンタルケアを必要とする参加者のための演劇ワークショップ・ファシリテーション」
■ レクチャーD
11月27日(日)15:30~18:00
「ワークショップの評価方法」
料金:
ワークショップ:各回2,000円(協会員1,000円)
レクチャー:500円(協会員無料)
全講座参加割引:6日間で10,000円(協会員5,000円)
※各回単発でのお申込が可能です。ただし、ワークショップAは2日間連続でご参加頂ける方を優先致します。(料金は2日で4000円)
ワークショップ申込締切:11月11日(金)
※レクチャーは定員に空きがあれば当日でもお申込みいただけます。
申込方法はこちら
http://www.geigeki.jp/performance/event159/