3.11東日本大震災のフクシマ原発事故を受け、これからの日本のエネルギー選択をどうしていくのか問われています。そこで重要性が増しているのが『再生可能エネルギー』です。NPO法人環境エネルギー政策研究所長としてこの分野の第一人者である飯田哲也(てつなり)氏をお迎えし、11月24日JICA地球ひろば講堂(東京都渋谷区)にて、日本の再生可能エネルギーシフトの可能性について考えます。
飯田哲也氏と考える『エネルギーシフトと日本の未来』
3.11東日本大震災のフクシマ原発事故を受け、これからの日本のエネルギー選択をどうしていくのか問われています。そこで重要性が増しているのが『再生可能エネルギー』です。NPO法人環境エネルギー政策研究所長としてこの分野の第一人者である飯田哲也(てつなり)氏をお迎えし、11月24日 JICA地球ひろば講堂(東京都渋谷区)にて、日本の再生可能エネルギーシフトの可能性について考えます。
また当日は、本年12月17日(土)にヒューマントラストシネマ渋谷で劇場公開となるドキュメンタリー映画『第4の革命 - エネルギー・デモクラシー』を特別先行上映!世界の潮流となりつつある再生可能エネルギー革命、『第4の革命』をドキュメンタリーでご覧いただけます。当映画は2010年ドイツで公開され、ドキュメンタリーとしては異例の13万人を動員。3.11後にはドイツのTV局で放映され200万人が視聴!ドイツを脱原発に導くのに一定の役割を果たしています。この映画の企画者はドイツの1990年の電力買い取り法、そして2000年にドイツで制定され、その後太陽光発電の導入の起爆剤となった「再生可能エネルギー法」を制定するのに中心的な役割を果たした、ヘルマン・シェーア氏です。飯田哲也氏基調講演後には、 greenz.jp発行人、鈴木菜央氏をお迎えし、ディスカッションします。
映画「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」特別上映会&飯田哲也氏講演会【日時】 2011/11/24(木)18:00~20:45(開場:17:30)
【会場】 JICA地球ひろば (東京都渋谷区広尾4-2-24)
【参加費】 一般1,500円、マスコミ関係者・ライター(プロ)の方は無料ご招待
http://www.4revo.org映画「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」とは?
爆発的な風力発電導入を実現したドイツの1990年の電力買い取り法、そして2000年にドイツで制定され、その後太陽光発電の導入の起爆剤となった「再生可能エネルギー法」。これら2つの法律を制定させた中心人物こそ『第4の革命 - エネルギー・デモクラシー』のナビゲーターである、ヘルマン・シェーア氏である。この映画はシェーア氏の提案により4年がかりで完成。2010年ドイツで最も観られ、その後のドイツのエネルギー政策に影響を与えたドキュメンタリー映画である。
太陽エネルギー、風力、水力、地熱エネルギーは、世界中の誰でも平等に利用できる自然エネルギー源だ。そしてこれらのエネルギーは持続可能で、お金もかからず、尽きることなく長い間利用することができる。この映画では、著名な環境活動家やノーベル賞受賞者ムハマド・ユヌス氏、ヘルマン・シェーア氏といった政治家らによって、これから30年以内に100%再生可能エネルギーへのエネルギーシフトが可能だということを、様々な角度から分析し、紹介する。
映画「第4の革命-エネルギー・デモクラシー」監督:カール-A・フェヒナー
製作年:2010年 時間:83分 フォーマット:16:9 / HD
出演者:ヘルマン・シェーア、ムハマド・ユヌス、イーロン・マスク、ビアンカ・ジャガー他
製作国:ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フランス、スペイン、マリ、バングラデシュ、アメリカ、ブラジル、中国
製作: フェヒナーメディア 配給・宣伝:ユナイテッドピープル
協力:東京ドイツ文化センター greenz.jp ウェブサイト:
http://www.4revo.org/ twitter:@4thre
◎ヒューマントラストシネマ渋谷にて、12月17日(土)よりロードショー!
登壇者プロフィール
◆飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)
1959年、山口県生まれ。京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。大手鉄鋼メーカ、電力関連研究機関で原子力R&Dに従事した後に退職。現在、非営利の研究機関の代表を務めつつ、複数の環境NGOを主宰し、科学者でもあるというトリプルコースを歩んでいる。
3.11の大震災後、世論をリードするエネルギー戦略・原子力戦略を打ち出している。2011年10月より経産省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員、及び内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委員に就任。主著に『北欧のエネルギーデモクラシー』、共著に『「原子力ムラ」を超えて~ポスト福島のエネルギー政策』(NHK出版)、『原発社会からの離脱―自然エネルギーと共同体自治にむけて』 (講談社現代新書)、他多数。
◆鈴木菜央(greenz.jp発行人、株式会社ビオピオCEO)
76年バンコク生まれ。6歳より東京で育つ。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集・営業として勤務。
05年に独立、以後アースデイ東京公式ライフスタイルガイドブック「地球の日の歩き方」を編集。06年「エコスゴイ未来がやってくる」をテーマにしたメディア「greenz.jp」を公開。07年グリーンズLLP設立。
各媒体へのエンタメ系環境ニュースの提供、企業の環境マニフェストや環境・サステナビリティをテーマにした紙媒体の編集・ディレクション、社会的キャンペーンのディレクションなどを手がける。